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インド・天竺・中洋スレ

22チバQ:2014/07/01(火) 20:35:56
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140701/asi14070114230001-n1.htm
印モディ政権1カ月 対中・対日“両天秤”の実利外交 硬軟使い分け
2014.7.1 14:23 (1/2ページ)

モディ首相
 【ニューデリー=岩田智雄】インドのPTI通信によると、インドと中国は30日、インド初の中国企業工業団地の建設で協力することを定めた覚書に調印した。経済活性化への期待を背景に5月26日に発足したインドのモディ政権は、領土問題で対立する中国との経済関係の強化に活路を見いだそうとしている。

 インドのシタラマン商工担当閣外相らは30日までの5日間、中印両国の領土・主権の相互尊重などをうたった平和5原則合意60周年を記念して訪中し北京で同覚書に調印した。インドで稼働している日系企業工業団地の“中国版”の建設を急ぎインド側は4カ所の整備を期待している。

 インドにとり中国は主要な貿易相手国だが、貿易赤字は平均約350億ドル(約3兆5千億円)に上る。中国企業のインド国内での生産を増やすことで対中貿易赤字の削減を狙う。

 中国にとりインドは必ずしも魅力的な投資先に映っていないが、シタラマン氏は「鉄道など中国に投資を促す分野をさらに見つけられるだろう」と述べ、今後も投資誘致に前向きに取り組む考えを強調した。

 一方でインドは、北部カシミール地方や北東部アルナチャルプラデシュ州で中国と領土問題を抱える。インド外務省報道官は6月28日の記者会見で、中国政府作成の地図に、インドが実効支配するアルナチャルプラデシュ州が中国領として記載されていたとして、「地図表記は現状を変更するものではない」と強い調子で批判した。

 モディ政権が対中外交で経済関係を優先し、領土問題では弱腰になっていると受け取られることを避ける狙いがあり政権は対中国で「硬軟両様」の態勢で臨む構えとみられる。

 モディ首相がもう一つ重視するのが中国との仲が険悪化している日本との経済連携強化だ。モディ氏は27日に訪印した日本の議員団に、できるだけ早期に訪日したいと伝えた。25日にはファーストリテイリングの柳井正会長兼社長とも会談し、ユニクロのインド進出計画を歓迎した。

 モディ氏は、中国と違い安全保障上の係争がない日本との関係深化に強い意欲を示す一方、印政府として尖閣諸島(沖縄県石垣市)問題や南シナ海の領有権問題では中立的な態度を堅持する。モディ政権は引き続き、日中のいずれにも肩入れせずに絶妙な距離感を保ち、「実利」を重視する政策を目指していくことになりそうだ。


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