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インド・天竺・中洋スレ

119チバQ:2015/03/29(日) 11:49:35
http://mainichi.jp/select/news/20150328k0000e030228000c.html
パキスタン:イエメン軍事作戦で板挟み 宗派対立波及懸念
毎日新聞 2015年03月28日 12時09分

 【ニューデリー金子淳】イエメンのイスラム教シーア派武装組織フーシに対して軍事作戦に踏み切ったサウジアラビアなどスンニ派諸国で構成する連合軍への参加を巡り、パキスタン政府が対応を決めかねている。自国内で多数派スンニ派とシーア派の宗派対立が深刻化し、国内情勢がさらに不安定化する恐れがあるためだ。一方、支援を要請するサウジはパキスタンにとって湾岸最大の友好国で、パキスタンはジレンマに陥っている。

 「サウジの領土に対するいかなる脅威に対しても、断固として対応する」。パキスタン首相府は26日の声明でサウジを全面的に支持する意向を表明した。だが地元メディアによると、アシフ国防相は翌27日、議会で「イスラム世界を分断し、パキスタンの(宗派対立の)断層を刺激するいかなる紛争にも参加するつもりはない」と述べ、戦闘参加には否定的な姿勢を示した。

 パキスタンはサウジの伝統的な友好国で、サウジから経済支援を受ける代わりに、サウジ軍兵士の訓練や技術移転などの軍事支援を続けてきた。支援を要請するサウジ側は、国内でイスラム過激派の掃討作戦などで実戦経験が豊富なパキスタン軍の戦闘への積極関与を期待しているとされる。

 しかし、パキスタン国内では1月、南部のシーア派モスクで爆発があり約60人が死亡するなど、宗派対立によるテロ事件が頻発している。イエメンで攻撃対象となるフーシはシーア派のため、戦闘に参加すれば自国の宗派対立を刺激しかねない状況だ。

 また、パキスタンはフーシの後ろ盾とされるシーア派国家イランとも国境を接している。隣国アフガニスタンとの国境地帯で武装組織との戦闘が続く中、イランとの関係悪化は国内情勢のさらなる不安定化を招く。パキスタンの政治アナリスト、カディーム・フセイン氏は「軍事作戦への参加を巡り国内が二極化している。表立ってサウジを支援すると、国内で問題を生み出すことになるだろう」と話す。


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