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欧州情勢・西洋事情

889チバQ:2015/11/19(木) 22:37:23
警察は、女性の住居近くのビルに、テロに関与したとして指名手配中のサラ・アブデスラム容疑者(26)が潜伏していたとみて捜索したが、身柄を確保できなかった。女性は「過激派が住んでいたという話は聞いたことがないが、物騒だ」と眉間(みけん)にしわを寄せた。

 特殊部隊の突入で、割れた窓ガラスが散乱する現場。ここから徒歩5分の場所に、サラ容疑者の家族が暮らす建物があった。近くの商店の男性(25)は「武器が周辺国から流れてくるといううわさは聞いた」と話す。しかし、多くの住民は固く口を閉ざした。

 イスラム教徒のモロッコ人男性(25)は、サラ容疑者らの犯行を「イスラム教と関係ない」と語った。「モスク(イスラム礼拝所)で彼を一度も見たことがない。約2週間前には、サラ容疑者が女性を引き連れ、水たばこを楽しんでいる姿を見た」。男性は、イスラムの教義で禁じられる酒を自ら経営するバーで扱っていたサラ容疑者に信仰心はないはずだと断じた。

 仏フィガロ紙によれば、モレンベークは住民の4人に1人がイスラム教徒。モスクの数は教会の4倍以上ある。また、13年の失業率は29%で、他の地区より7ポイントも高い。若者に限れば4割に近い。

 モレンベークは、警察の目が届かず、「テロ活動の温床」とされている。14年にブリュッセルのユダヤ博物館で乱射し、4人を殺害した犯人はここに住んでいた。01年の米同時多発テロ直前、アフガニスタン北部同盟のマスード将軍に記者を装って近づき自爆テロで暗殺した男も出身だった。警察や市当局も武器の闇市場の存在を否定しない。

 ベルギーのミシェル首相は今月15日、「ほとんど毎回(事件が起きるたびに)、モレンベークとつながりがある」と指摘。これまでは予防策を試みてきたが十分ではなく、首相は「今後は抑圧的にならざるを得ない。これまでは自由放任主義だったから、弛緩(しかん)していた。つけを払う時を迎えている」と話した。

 地区内には原理主義者たちが情報交換をしていたというモスクがある。だが、警察や報道陣の目を避けているのか、近隣住民たちは「事件後、誰も立ち寄らない。外出すら皆、控えており、街はひっそりしている」と話した。【ブリュッセル田中龍士】


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