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欧州情勢・西洋事情

886チバQ:2015/11/19(木) 22:02:20
http://www.sankei.com/world/news/151119/wor1511190072-n1.html
2015.11.19 21:42
【パリ同時多発テロ】
パリ市内のモスクは厳戒態勢 揺れるイスラム教への感情 「どうしても意識する」

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パリ市内のモスク内にあるカフェ=18日、フランス・パリ(大西正純撮影)
 【パリ=森浩】移民に寛容だったことで知られるフランス。だが、同時多発テロを受け、国内で反イスラム感情が高まることが懸念されている。モスク(イスラム教礼拝所)など関係先は不測の事態を考慮して厳重な警備が敷かれる。「ムスリム(イスラム教徒)を意識するな、という方が無理」。モスク周辺を歩くと、そんな声も聞かれた。

普通の空気を演出

 「パリ左岸」といわれる地区にそのモスクは建つ。「グランド・モスケ・ド・パリ」(パリ大モスク)。1926年建設のパリ一番の規模を誇るモスクだ。

 付近は文教地区で静かな雰囲気だが、テロ以降、兵士がマシンガンの引き金に指をかけながら襲撃やデモを警戒している。

 モスク中庭は喫茶スペースで、名物のミントティーを飲むことができる。「客足はすっかり減ったね」。ウエーターのムスリムの男性は話した。

 友人3人とお茶を飲んでいた、近くの大学で演劇を専攻するヌイミさん(23)は「ムスリムへの悪感情はない。テロをするのは一部と思っている」と話しながら、「ノーマルな空気を演出することが大切」と強調。演出しなければいけないほど動揺している-という意味に受け取れた。

「はっきりいえば不気味に思うようになった」と率直に語るのは、コーヒーを飲んでいた男性(55)。「これほどの問題を起こし、これまで通りつきあってくれ、というのが間違いだ」と語気を強めた。

「移民が作った国」

 イスラム教徒側はどうか。「取材は勘弁してほしい。何をいっても誤解される」。モロッコ系移民のモハメドさん(34)は渋い顔を見せた。

 フランスは大量の移民を受け入れることで成長を遂げてきた。第二次世界大戦後の経済成長期には安価な労働力が必要とされ、アルジェリア、モロッコなど北アフリカから移民が流入した。18日早朝に警察特殊部隊とテロ容疑者らとの銃撃戦が繰り広げられたパリ北郊サンドニは移民たちが居を構えた場所だ。

 だが、経済の失速は大量の失業者を生んだ。「私の父は工事現場で働き、失職した。フランスを成長させたのは移民たちだが、使い捨てられた」とモハメドさんは心境を吐露した。

 大学生のムスタファさん(20)は、「差別となって跳ね返ってくることが怖いが、どうしようもない」と懸念する。地元報道などによると、既にパリ郊外のモスクではイスラム教徒を排撃するような落書きも見つかったという。

 平静を装いつつも、動揺は隠しきれないパリ市民。カフェでお茶を飲んでいたヨナタン・エベルさん(20)はこう語った。「フランスは自由、平等、博愛の国。移民も受け入れ、いろんな主義主張も受け入れてきた国なんだ。それが明らかに揺らいでいる。そのことがつらい」


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