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欧州情勢・西洋事情

885チバQ:2015/11/19(木) 21:57:48
http://www.sankei.com/world/news/151119/wor1511190002-n1.html
2015.11.19 00:38
【パリ同時多発テロ】
武器密売横行、地下モスク…「容疑者は友達。聞かないでくれ」ベルギー・モレンベーク地区ルポ





(1/3ページ)【パリ同時多発テロ】

自爆して死亡したブラヒム・アブデスラム容疑者らが住んでいたとされる住宅=ブリュッセル
 【ブリュッセル=森浩】ベルギーの首都ブリュッセル中心部にほど近いモレンベーク地区は欧州連合(EU)本部から3キロほどの距離に位置する。今回の同時多発テロの実行犯の多くがこの地区の出身者だ。公のモスク(イスラム教礼拝所)もあり昼間は平穏な住宅街だが、武器密売が横行し過激派の養成につながるとされる「地下モスク」の存在が指摘される。テロリストを養成する地下共同体は、EUの拠点の目と鼻の先で暗躍していた。

昼は平和な街

 昼間の“表”のモレンベークは閑静な街だ。近くには学校もあり、公園も近い。フルーツ店も客でにぎわう。一見、まさに住人は平和に暮らしている。

 人口9万人のモレンベークは古くからモロッコ系やトルコ系の住民が多く、住人の8割以上がイスラム教徒。貧困地域でもあり、失業率は3割近いという。

 「この辺りがそうなのだが、中に入るのは駄目だ」

 移民の男性に紹介された場所は何の変哲もない住宅街の一角だった。皆が集まる公のモスクではなく、住宅にひっそりとある集会施設。それがテロリストの養成に一役買っているといわれる「地下モスク」だ。案内した男性も、写真を撮影することは厳しく禁じた。

過激派養成か

 こうした地下モスクはモレンベークには複数あり、過激派への洗脳の場であるとともに、実行犯の隠れ家であると指摘されている。

 かつて、そうした地下モスクの存在が明らかになり、反対住民の署名運動が起きて撤去されたこともあるという。「でもそうしたところに通う連中の結束は強い。表に出るのはわずかだろう」と近くに住む男性(48)は話す。

 「ここがテロの巣窟とは心外な表現だ。みんな平和に暮らしている」。50年近くモレンベーク地区に住むタリス・カリファさん(82)は、この地を愛してやまない。テロリストたちは「一部の鼻つまみ者だ」と断ずる。

 だが、穏やかな街の表情も、夕方を過ぎると一変する。どこからともなく、目つきの悪い男たちが街灯の下に集い始める。多くは移民風だ。「情報を買わないか」と、記者に近づいてきたのは前歯が全てない視線の定まらない男だった。

 この地区のやや北にパリの同時多発テロで自爆して死亡したブラヒム・アブデスラム容疑者(31)が経営していたバーがある。

 ブラヒム容疑者が営んでいたバーは、レンガ造りで窓も広く、ヨーロッパのどこにでもありそうな雰囲気だ。だが夜な夜な店では、麻薬取引が繰り返されていたといい、市当局が閉鎖を命じていた。

 「本来飲酒できないイスラム教徒が、酒を出すバーを営業するなんて信じられないだろ」。近くに住むモロッコ系移民のモハメドさん(59)は憤った。

 取材では逃亡中の容疑者の知り合いという男性にも接触できたが「友達なんだ。聞かないでくれ」と叫び、そのまま立ち去った。

 一帯で最大のモスク「アヌワール・シャバブ・モスク」を管理するラグワジさん(62)は「3年ほど前からシリアに行く、と言っていなくなる若者の存在は知ってる」と話し、苦しげに続けた。「この地区全てがテロリストではない。社会に害悪をもたらす人はムスリム(イスラム教徒)ではない。このことは分かってほしい」


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