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欧州情勢・西洋事情

1とはずがたり:2014/05/26(月) 18:46:47
平沼騏一郎や福沢諭吉に限らず西洋・欧州・EUその他あの辺綜合スレである。

前スレhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1116784031/l50より欧洲ネタを独立。

歴史ネタは西洋史スレhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1165050511/l50

872とはずがたり:2015/11/18(水) 16:34:22

パリ連続襲撃、情報機関の失態と懸念
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%83%91%E3%83%AA%E9%80%A3%E7%B6%9A%E8%A5%B2%E6%92%83%E3%80%81%E6%83%85%E5%A0%B1%E6%A9%9F%E9%96%A2%E3%81%AE%E5%A4%B1%E6%85%8B%E3%81%A8%E6%87%B8%E5%BF%B5/ar-BBn8P4J#page=2
AFPBB News AFPBB News
42 分前

【AFP=時事】フランスの首都パリ(Paris)で13日夜に起き、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出した連続襲撃事件では、凶行を阻止できなかった同国の情報機関に再び厳しい視線が向けられている。

 特に大きな懸念とされるのは、事件現場の一つとなったコンサートホール「バタクラン(Bataclan)」を襲撃後、自爆した実行犯の一人、サミ・アミムール(Samy Amimour)容疑者(28)の行動を当局が阻止できなかったことだ。

 仏国籍のアミムール容疑者は、イエメン渡航計画が発覚して2012年に保護観察処分になったにもかかわらず、その1年後にシリア行きを果たし、国際指名手配されていた。それでも当局は、アミムール容疑者がひそかにフランスに帰国し、襲撃事件に加わることを防げなかった。

仏パリ連続襲撃事件の現場の一つ、パリ10区アリベール通りのカンボジア料理店とカフェ付近に残る銃痕(2015年11月14日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News
c AFPBB News 提供 仏パリ連続襲撃事件の現場の一つ、パリ10区アリベール通りのカンボジア料理店とカフェ付近に残る銃痕(2015年11月14日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News
 情報機関は、コンサートホールで自爆した別の実行犯、オマル・イスマイル・モステファイ(Omar Ismail Mostefai)容疑者(29)についても非難を浴びている。

 モステファイ容疑者は2010年からマークされ、仏当局の要注意人物リスト「Sファイル」に過激派として掲載されていた。また、トルコ政府筋が明らかにしたところによれば、トルコはモステファイ容疑者が脅威となる可能性を昨年12月と今年1月の2度にわたり、フランスに警告したが「フランス側からは何の反応もなかった」という。モステファイ容疑者は13年にトルコに入国しているが、これはシリアへ渡航する途上だった可能性がある。

 仏情報機関、対外治安総局(DGSE)のアラン・シュエ(Alain Chouet)元情報部長は「(欧州の)シェンゲン(Schengen)圏の境界管理に問題がある。大きな問題だ」という。シュエ氏は、アミムール容疑者の帰国が「危険信号の引き金になるべきだった。しかし、彼らはシェンゲン圏を出入りする方法を非常によく分かっており、しかも何度も実践している」と語る。

 また欧州の安全保障にとって、ベルギーも大きな問題となっている。実行犯のうち数人はベルギーの現地警察によって把握されていたにもかかわらず、その動きはほとんど追跡されていなかった。仏警察の幹部筋は16日、「ベルギーから警告がなければ、我々には何もできない」と弁解した。

873とはずがたり:2015/11/18(水) 16:35:54
>>872-873
■潜在的過激主義者の完全追跡は不可能

 こうした批判の声が上がる一方で、専門家は、監視対象の規模があまりに大きく、完全な追跡を不可能にしているという。

 イスラム過激派に加わるためにシリアやイラクへ渡航している国民が最も多いのはフランスだ。公式統計によれば、シリアやイラクでISに合流しているとみられるフランス人の数は500人を超える。また帰国した者が250人、これから渡航を希望している者が約750人いるといわれる。過激主義者になる恐れがあるとして「Sファイル」に登録されている人物は1万人を超える。

 フランスは今夏、新たな法的枠組みを設けて警察に、裁判所の令状なしに電話の盗聴や通信傍受ができる広範囲な権限を与えた。だが、1月に風刺週刊紙シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)本社襲撃事件を引き起こしたクアシ(Kouachi)兄弟の例と同様、「問題は潜在的なテロリストを特定することではなく、彼らが分析・評価のための情報源を持っていることだ」と、米調査会社IHS系のIHSカントリー・リスク(IHS Country Risk)のアナリスト、キット・ニコル(Kit Nicholl)氏は話す。「おそらく外国で訓練を受けた者たちは、通信を一切回避するなり、情報機関が先回りできないようなペースで進化する最新の暗号技術を使うなりして、監視を迂回する方法を分かっている」という。

 DGSEの元職員は匿名で取材に応じ、今回のパリ連続襲撃事件には三つの可能性があると話す。「まず、もしもそうならば大いに懸念されることだが、誰も何も見ていなかった可能性。あるいは、我々は目にはしていたが、目にしたものを理解できなかった可能性。これも問題だ。あるいは我々は見ていて、さまざまな手立てを打ったにもかかわらず攻撃を許してしまった可能性だ」。つまり「情報活動か、情報の分析か、さもなくば治安部門の指揮系統のどれかに問題があるということだ」

 元職員はまた襲撃の「準備が行われたのがベルギーだったという事実も、問題をいっそう難しくした」という。「人口比でシリアに渡る人間の割合が最も多いのはベルギーなのに、ベルギー当局は役割を果たせていないと言わざるを得ない。襲撃事件の実行犯の多くはブリュッセル(Brussels)で知られていた人物だ」「誰かがしくじったのだ」

 しかし、対テロ機関の職員たちは、限られたリソースで監視対象人物の優先順位をつけるという困難な選択を迫られている。「それを考えると夜、眠れなくなる」と、フランスの対テロ機関のある幹部は今回の事件の前に行ったインタビューで語っていた。「監視対象リストの中で、どうすれば正しい位置に正しい名前を挙げることができるか。厳正な科学からはまったく遠い仕事だ」

 最終的な矛先が治安機関に向かうべきではないという意見もある。シュエ氏は「明らかに襲撃事件が起こり、問題があったということだ。だが、森林火災を消防隊のせいにはできないだろう」と語った。

【翻訳編集】AFPBB News


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