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欧州情勢・西洋事情

818チバQ:2015/10/26(月) 22:59:17
http://www.sankei.com/world/news/151026/wor1510260036-n1.html
2015.10.26 22:12

ポーランド総選挙 野党「法と正義」圧勝へ 反移民掲げ 欧州連合内で摩擦も

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 【ベルリン=宮下日出男】ポーランドで25日に実施された上下両院選挙で、保守の最大野党「法と正義」が圧勝する見通しとなり、8年ぶりに政権を奪還する公算が大きくなった。国益を優先する同党は難民受け入れに反対しており、政権を担えば、難民・移民問題への対応などをめぐり、欧州連合(EU)内で摩擦を招く可能性もある。

 「国民の生活が変わることを示さねばならない」。法と正義のカチンスキ党首は25日夜、首相候補のシドゥウォ副党首とともに支持者の前で勝利宣言した。一方、与党の中道右派「市民プラットフォーム」(PO)党首のコパチ首相は敗北を認めた。

 出口調査の結果では、法と正義の予想獲得議席は下院(定数460)で232議席に達し、単独過半数を獲得する勢い。ただ、公式集計の結果は今後公表されるため、過半数に届かず、連立交渉などで政権樹立が難航する可能性もある。

 法と正義の大勝の背景には欧州への移民・難民の流入問題があるとみられる。コパチ政権はEUの難民分担計画を受け入れたが、国内では拒否感が強い。法と正義は受け入れに反対し、協力は資金支援にとどめるべきだと訴えた。

 同党はカトリックの伝統的価値を重視。カチンスキ氏はイスラム教徒を脅威とみなしたり、移民らが「病気」を持ち込むと発言したりして物議も醸した。同氏をハンガリーのオルバン首相と重ね、「第2のハンガリーになる」(専門家)と警戒する見方もある。

 PO政権下のポーランドは、独仏との協調を図ることでEUでの存在感を高め、トゥスク前首相はEU大統領に就任した。だが、カチンスキ氏も首相を務めた07年までの法と正義の政権時代はEUとの関係がぎくしゃくし、EU内で同様の事態が再来することへの懸念は強い。

 法と正義はロシアに対しても強硬で、北大西洋条約機構(NATO)軍の国内でのプレゼンス強化も強く求める。ウクライナ危機をめぐり、対露外交で対話と圧力のバランスを図るEUの対応に微妙な影響を及ぼす可能性もある。


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