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欧州情勢・西洋事情

764チバQ:2015/09/29(火) 23:06:16
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015092902000121.html
カタルーニャ州議選で独立派勝利 「統合」への反発台頭
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2015年9月29日 朝刊


 【バルセロナ(スペイン北東部)=渡辺泰之】スペインからの分離・独立が争点になった二十七日のカタルーニャ自治州の州議会(百三十五議席)選挙は、独立賛成派の二勢力が過半数の七十二議席を獲得し勝利した。近年、英スコットランドなど欧州各地で独立機運が高まり、欧州連合(EU)や中央政府に反発する勢力が台頭する。統合の深化を図ってきた欧州だが、今回の選挙では結束のほころびも見せた。
 マス自治州首相ら独立派の政党連合が二十七日夜、勝利宣言した州都バルセロナ中心部。教師のペレスさん(30)は「(首都)マドリードの圧力に屈せず、民主主義は勝った。歴史的な日だ」と興奮気味に話した。
 独立の動きを阻止したい中央政府は選挙前から、「独立すれば(新政府は)EUからの離脱を余儀なくされる」とけん制。スペイン中央銀行総裁も「ユーロ圏離脱」をちらつかせ、圧力をかけた。
 ドイツのメルケル首相や英国のキャメロン首相らも、カタルーニャが独立した場合はEU入りを認めない姿勢を示して外側から揺さぶったが、結局、独立派の過半数獲得を許した。
 欧州ではカタルーニャ同様、二〇〇八年の経済危機を契機に、緊縮策を強いるEUや中央政府への反発が高まる。スペインでは今年の地方選で、急進左派でEU懐疑派の「ポデモス」が伸長、年末の総選挙では台風の目になる見通しだ。ギリシャでも金融支援をめぐりユーロ圏離脱容認論が出るなど、反EUの動きは各地に波及する。
 バルセロナの政治学者、ライムンド・ビエホ氏は「欧州危機をきっかけに、ドイツ主導のEUの緊縮財政政策などに不満がたまり、EUに懐疑的な勢力の伸長や独立の動きにつながっている」と分析。仏国立工芸院のクリスチャン・セントエティエンヌ教授(欧州経済)は「ユーロ圏に今後の経済成長がなければ、さらに独立やEUから距離を置く動きが出ることが予想される」と指摘している。


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