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欧州情勢・西洋事情

759名無しさん:2015/09/28(月) 22:26:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150918-00000008-zuuonline-bus_all
英国、EU離脱に向けて前進か 労働党新党首にEU反対派コービン議員
ZUU online 9月18日(金)10時0分配信

 5月の総選挙で保守党が圧倒的な勝利をおさめて以来、EU離脱の可能性が高まりつつある英国。総選挙演説の際、キャメロン首相が切り札にした「英国のEU 脱退を問う国民投票を行う」という保守党の公約制約にもとづき、2017年に国民投票が予定されている。しかし、最新の世論調査では、EUの難民問題の影響か、離脱支持率が51%と残留支持率を上回る結果が報告された。

 そのうえ、労働党の新党首に左派のジェレミー・コービン下院議員が選ばれたことで、今後党内でEU離脱に関する意見が真っ二つに割れると予想される。

■筋金入りのEU反対派・コービン下院議員

 基本的に保守党は、EU離脱がもたらす経済影響を深く懸念している。このため長い間、「2年後の国民投票は表面的なものだ」とささやかれていた。制約を守る目的で国民の意見は聴くが、EUとの交渉で自国に有利に働く条約を勝ち取り、国民をなだめた上でEUに残留するのではないか――という見方が強かったのだ。

 CNNマネーの報道によると、対するコービン下院議員は40年前の英国EC加盟の時点で、既に反対票を投じていたほどの筋金入りの反EU派。2年後の離脱票獲得に向けて猛烈なキャンペーンを行うに違いない。

 「国民投票という観点からいうと、コービン下院議員の当選は予想外の結果だった」というオープン・ヨーロッパの政策アナリスト、パウエル・スワイドリッキ氏のコメントに続き、ソシエテ・ジェネラル・ロンドンのストラテジスト、キット・ジュークス氏は「コービン下院議員は、反ビジネス、反NATO、反欧州派ですから、EU離脱に向けて全力で戦うはずですよ。」と述べ、今後EU離脱問題が本格的に加熱することは、疑問の余地がないとの見方を示している。

■労働党スポークスマンも退任

 コービン下院議員が当選後、わずか数日でEU離脱問題を取り巻く状況が、騒がしくなりつつあるのは確かだ。たとえば、労働党のスポークスマン、チュカ・アマナ氏が、コービン下院議員当選後48時間で退任。こんなコメントを残している。

 「私は英国のEU離脱には反対です。コービン下院議員は、私の見解などは『断固として支持しない』という点を、ハッキリさせましたから。」

 既にEU残留キャンペーンの開始を発表したキャメロン首相は、新党首からのサポートを期待していたが、コービン下院議員が相手では今後の望みはゼロに近いだろう。

 ロンドン ・スクール・オブ ・エコノミクスの、サイモン・ヒックス政治学教授はこう分析する。「今後、反キャメロン首相を強いる圧力がかかるでしょう。そうなれば、EU残留支持派は家に引っ込んでいるしかなくなるわけです。」

 いずれにせよ、英国のEU離脱問題が世界に投げかける波紋は、英国が予想するよりもはるかに大きいはずだ。経済大国でもある、中心的存在・英国を失えば、EU加盟国への影響は小さくない。また、EU残留を支持するスコットランドの独立問題が、再浮上する懸念もある。国民、EU、コービン下院議員、スコットランドに囲まれた、四面楚歌の保守党。どのような打開策でを投じて窮地を逃れるのだろうか。 (ZUU online 編集部)


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