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欧州情勢・西洋事情

754チバQ:2015/09/28(月) 01:51:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150927-00000038-mai-m_est
<サハラ砂漠>生きるため縦断…アフリカから欧州へ
毎日新聞 9月27日(日)20時25分配信

<サハラ砂漠>生きるため縦断…アフリカから欧州へ
サハラ砂漠を越え、リビア入りを目指すアフリカ移民たち=ニジェール北部アガデスで2015年9月7日、服部正法撮影
 アフリカ大陸の北部を覆うサハラ砂漠の中核都市、ニジェール中部アガデスから何台ものトラックが砂ぼこりを巻き上げて走り去っていく。セ氏40度以上の炎天下、荷台にはすし詰め状態の若い黒人たち。各地からこの町にたどり着いた人々は、砂漠の向こう側にあるリビアや、その先の欧州を目指す。猛暑と渇きに耐えて砂漠を縦断しても、眼前には多くの密航者をのみ込んできた地中海が横たわる。それでも彼らはサハラ越えを狙う。「他に選択肢はないんだ」。灼熱(しゃくねつ)の大地には、貧困に打ちのめされた人々の嘆きが漂っていた。【アガデス(ニジェール中部)で服部正法】

【欧州を目指す難民・移民のルート】

 ◇「他に選択肢なし」

 今月7日午後、黒人らを乗せた車列がアガデスを出発した。西アフリカから欧州を目指す人々の一大中継地点。ほろ無しの荷台に詰め込まれた若者たちの肌が、太陽に焼かれている。リビア方面へ向かう舗装道路はこの町で終わる。密航業者は全地球測位システム(GPS)を頼りに砂漠をひた走る。国境まで約1000キロ。時速100キロ以上で飛ばし、リビア側の町まで2日程度という。

 サハラ越えにはトラブルが多い。2013年には車の故障で砂漠に取り残された92人が命を落とした。国際移住機関(IOM)によると、今年だけで12万人がニジェールからサハラを越えて北アフリカや欧州へ向かう可能性がある。

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の調べでは、今年に入り、地中海などを渡って欧州に到着した難民・移民の半数は内戦下のシリア出身者。貧困にあえぐアフリカ出身者も約2割に上る。

 アガデス中心部にある首都ニアメー方面からのバス停留所。屋根付きのコンクリートの地面に、汗にまみれた男性らがうつろな表情でたたずむ。ギニアから来たセフラエさん(24)とアマドゥさん(18)の兄弟は8月中旬、首都コナクリを出発。マリなどをバスで乗り継いできたが、手持ちの現金は運賃や検問所通過時の賄賂などで尽きてしまった。持ち物は3、4着の着替え程度。飲食は物乞いに頼っている状態だが、欧州行きを諦めていない。

 セフラエさんは溶接工などで食いつないできたが、「一部の有力民族に属していないと安定した職には就けない」と話した。権力者の周辺だけで富を独占する「縁故主義」のまん延が、社会的格差をますます拡大させていると言う。


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