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欧州情勢・西洋事情

721チバQ:2015/09/14(月) 20:49:03
http://www.sankei.com/world/news/150914/wor1509140031-n1.html
2015.9.14 20:16

英政界が「有力野党不在に陥る」?! 新党首就任で左傾化強める労働党

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 【ロンドン=内藤泰朗】強硬左派のジェレミー・コービン下院議員(66)を新党首に選出した英国の労働党で、内部対立や矛盾が早くも表面化し、有力野党として機能しうるのか疑問視する声が出ている。前途多難を思わせる同党の船出は、二大政党による民主政治が伝統の英国で、有力野党が不在となることへの懸念も招いている。

 「本物の野党がなくなったことで権力が腐敗する危険がでてきた」「中道路線を捨てた労働党の選択は英国にとっての悲劇だ」。英各紙はコービン氏の新党首選出をこのように伝えた。

 4人が立候補した党首選では、党員やサポーターが郵便とインターネットで投票。コービン氏は約42万票のうち59.5%を得票して圧勝した。中道路線を主張した他候補は歯が立たなかった。

 5月の総選挙で保守党に大敗した労働党は、新党首選出が党勢回復の第一歩だと主張してきた。しかし、1997年のブレア政権発足まで18年間野党だった労働党が、中道から左派に回帰することで支持を失い、“万年野党”に逆戻りするとの見方も多い。英BBC放送は13日、「党内で圧勝しても、英国全体でコービン氏の急進的な社会主義的政策を支持する人がいるかが問題だ」と伝えた。

 安保・外交政策では、コービン氏が潜水艦発射弾道ミサイルの廃棄や北大西洋条約機構(NATO)脱退を主張しているのに対し、同党の新副党首に12日に選出されたトム・ワトソン下院議員は、NATOこそが安保の要で核の抑止力は必要だとの考えで、党指導部の“溝”が露呈した。

 富裕層への増税や鉄道、電力会社、大手銀RBSの再国有化、それに反緊縮など、コービン氏の財政政策は英国内に拒絶反応を引き起こしている。

 労働党内では、政策立案機関「影の内閣」の“新閣僚”の選出をめぐっても、コービン氏らと穏健派との対立が伝えられている。党を挙げての団結や基盤固めは難しく、当面は野党として機能できないとの見方が支配的だ。


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