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欧州情勢・西洋事情

663チバQ:2015/08/14(金) 17:42:41
http://mainichi.jp/select/news/20150814k0000e030208000c.html
ギリシャ議会:財政改革可決へ 「緊縮策」与党強硬派反発
毎日新聞 2015年08月14日 12時43分

 【ローマ福島良典】ギリシャ議会(1院制、定数300)は14日未明(日本時間同日朝)、欧州連合(EU)のユーロ圏諸国から新たな金融支援を受けるため、追加の財政改革法案の審議を開始した。チプラス首相の与党・急進左派連合の主流派と親EU派野党の賛成で可決される見通し。だが、財政緊縮策に反対の与党内強硬派は離党・新党結成も辞さない構えを示しており、与党分裂の様相が強まっている。

 法案は年金改革や課税の強化、銀行の不良債権処理、国有施設の民営化、エネルギー市場の規制緩和などが柱。EU側などとの実務者協議で11日、3年間で約850億ユーロ(約11兆8000億円)の支援について大筋合意に達したことを受け、政府が議会に法案を提出していた。

 チプラス政権は今年1月、「財政緊縮策の放棄」を掲げて誕生。7月5日に実施されたギリシャ国民投票でも反緊縮派が勝利した。だが、資本規制の導入を強いられたチプラス首相は、財政破綻によるユーロ圏離脱の事態を回避するため、一転、緊縮策の受け入れを決断した。

 首相に造反している与党内強硬派のラファザニス前エネルギー相ら与党メンバー13人は13日、「新たな支援合意はギリシャの国民と民主主義にとっての災禍だ」との非難声明を発表した。離党や新党結成は明言していないが、「緊縮策に反対する国民運動」の開始を呼びかけている。

 チプラス首相は7月17日に内閣を改造し、ラファザニス氏ら強硬派を更迭。9月に臨時党大会を開き、態勢の立て直しを図りたい考えだ。「今秋に総選挙実施」との観測が高まる中、政府報道官は13日、「議会多数派でなくなれば政府は存続できない。国民に新たに信任を求める場合もあり得る」と述べた。

 ギリシャ議会の審議結果を受け、ユーロ圏は14日の財務相会合で新たな金融支援を実施するかどうかを決める。ギリシャ政府は欧州中央銀行(ECB)が保有するギリシャ国債32億ユーロ(約4400億円)の償還(借金返済)期限の20日までに新たな支援を取り付けたい考えだ。


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