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欧州情勢・西洋事情

632チバQ:2015/07/17(金) 22:56:22
http://www.sankei.com/world/news/150716/wor1507160035-n1.html
2015.7.16 22:17
【ギリシャ危機】
チプラス政権 “内憂外患” 反発強める反緊縮派 EU支援も見返り重く

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 【アテネ=内藤泰朗】ギリシャ政府は16日、欧州連合(EU)が求めていた財政再建法案を議会で可決させ、支援再開に向けて動き出した。だが、国民の一部は法案の可決を「新たな敗戦」と呼び、屈辱感を漂わせる。法案は巨額の債務返済に向けて一層の緊縮財政と痛みを国民に強いるもので、反緊縮派の反発は避けられず、チプラス政権が揺さぶられる事態を予想する声も上がっている。

 16日未明に行われた国会の法案採決では、賛成229に対し、反対は64にとどまった(欠席6)。チプラス首相は「財政破綻から国を救うには他に道はない」と訴え、議員らの支持取り付けに成功した。

 だが、ギリシャは、最大860億ユーロ(約11兆6千億円)の支援の見返りに、財政再建策に加え、今後、500億ユーロ(約6兆8千億円)規模の国有資産を独立基金に譲渡し、民営化を推し進めなければならない。

 コンスタンドプールー国会議長は「社会的な虐殺行為だ」と非難した。チプラス氏率いる与党・急進左派連合(SYRIZA)からは、バルファキス前財務相やラファザニス・エネルギー相ら38人が造反し、反対に票を投じた。前財務相は、第一次大戦後に敗戦国のドイツが支払い不可能な巨額賠償金を要求されたことになぞらえて、EUの再建策を「新たなベルサイユ条約」と呼んでいた。

 政府報道官は、採決で与党内の分裂が露呈したとしつつも、政権は早期の解散・総選挙は行わず、近日中に内閣改造を行って引き続き財政再建に取り組む立場であることを示唆した。

 しかし今後、5日の国民投票で緊縮財政に「ノー」を突き付けた国民の不満が高まる恐れはある。

 15日夜、国会前では反緊縮派のデモ隊と警官隊が衝突し、火炎瓶と催涙弾の応酬に発展。暴徒によりゴミ箱が放火されたり、高級品店の店頭や現金自動預払機(ATM)が投石で破壊されたりした。

 野党が今後も政権と足並みをそろえる保証はなく、チプラス氏はEUと国内政局の双方をにらんだ綱渡りを強いられるとみられる。


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