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欧州情勢・西洋事情

626チバQ:2015/07/16(木) 20:56:29
http://mainichi.jp/select/news/20150716k0000e030211000c.html
ギリシャ:デモ暴徒化 政権の「変節」に不満
毎日新聞 2015年07月16日 11時50分(最終更新 07月16日 12時47分)
 【アテネ宮川裕章】ギリシャ議会で財政改革案が審議された15日夜、法案に反対するデモ隊の一部がアテネ中心部の国会議事堂前で警備に当たっていた警官隊に火炎瓶を投げつけ、警察が催涙弾で応戦する騒ぎに発展した。けが人は出なかったとみられるが、欧州連合(EU)が求める緊縮策をほぼ受け入れたチプラス政権の「変節」ぶりに、国民の間に不満が残っていることをうかがわせた。

 暴動は15日午後9時すぎに発生。ギリシャ国会近くのシンダグマ広場周辺では、約1万人の緊縮反対派が「ユーロ圏脱退」「緊縮反対」などのシュプレヒコールを繰り返し、デモ行進を行っていた。その後、一部のデモ隊が火炎瓶や石を警察官に向かって投げ始め、近くの車にも放火。国会近くのホテルの壁がオレンジ色に光り、「ドーン」と地響きを起こすような爆発音がして白煙が上がった。

 爆発音は5回以上続き、広場に煙が立ち込めた。警察が応戦した催涙弾とみられ、国会から約100メートルの距離でデモを取材していた記者も目と鼻に激しい痛みを感じた。横断幕などを掲げて抗議していた人たちは一斉に広場から退避した。AP通信は、50人以上が拘束されたと伝えた。

 デモに参加した失業中のヨルゴス・パラスケボプロスさん(30)は、「緊縮策の影響を一番受けるのは、いつも貧しい労働者だ」と政府への不満を訴えた。高校教員のアリス・テオハロプロスさん(52)は「ギリシャがEUと合意した緊縮策に抗議しに来た。平和的なデモだったのに、一部のデモ隊が火炎瓶を投げたせいで解散せざるをえなくなった」と語った。

 また、財政改革法案に反対する公務員組合と薬剤師らが15日、24時間ストを実施し、国鉄や地下鉄など公共交通機関の運行に影響が出た。公務員約50万人が加わっている労働組合の広報担当はロイター通信に「5年にわたる賃金カットなどを行ってきた私たちに、EUはさらに厳しい要求を突きつけている」と憤った。薬剤師は改革法案に含まれる労働市場改革で、薬剤師になるための要件が緩和されることに反対している。


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