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欧州情勢・西洋事情

619チバQ:2015/07/13(月) 21:12:03
http://mainichi.jp/select/news/20150713k0000e030098000c.html
ギリシャ:ユーロ圏首脳会議、改革法制化を要求…協議続く
毎日新聞 2015年07月13日 11時48分(最終更新 07月13日 18時40分)

 【ブリュッセル坂井隆之】欧州連合(EU)は12日午後(日本時間12日夜)、ブリュッセルでユーロ圏19カ国の首脳会議を開き、財政危機に陥るギリシャへの金融支援交渉を再開するかどうかを議論した。債権者側は交渉再開の条件として、ギリシャが年金や付加価値税(日本の消費税に相当)改革の一部を15日までに議会で可決して法制化することなどを求めており、議論は13日未明まで13時間以上続いている。ギリシャの銀行は預金流出で破綻の懸念が強まっており、危機回避に向けたぎりぎりの調整が続いている。

 ユーロ圏は首脳会議に先立って11〜12日に財務相会合を開いたが、ギリシャに対する不信感から議論が紛糾。計10時間以上におよぶ協議でも合意に至らず、議論の内容を首脳会議に報告して判断を委ねた。

 財務相会合がまとめた合意の草案によると、支援総額は最大860億ユーロ(約11兆8000億円)に達する見込み。ギリシャ側が要請した535億ユーロに比べ、経済の見通しを厳しく見積もったことや銀行への資本注入の資金を含めたことで大きく膨らんだ。EU側は、ギリシャのチプラス政権が提出している財政改革案を確実に実行させるため、一部の措置の法制化に加え、債権団による監視の受け入れなどを求めている。

 さらにドイツは、ギリシャが債務返済に充てるため500億ユーロ規模の国家資産を既存の官民基金に譲渡することや、合意できない場合はユーロ圏から5年間離脱することも選択肢として提示した。一方、ギリシャ側は債務返済負担を軽減するための債務再編を合意文書に盛り込むよう求めている。支援交渉を再開した場合でも、最終合意まで時間がかかるため、ギリシャの資金繰りを支えるつなぎの融資についても協議している模様だ。

 財務相会合では、チプラス政権が支援の前提条件として9日に提出した財政改革案に対し、「不十分」との意見が続出。さらに「(チプラス政権は)信頼できない」(ショイブレ独財務相)といった不信の声も相次いだ。首脳会議に先立ち、ドイツのメルケル首相は「ここ数カ月で最も大事な信用、信頼性が失われた。何が未来のギリシャやユーロ圏にとって有利、不利なのか、明らかにしないといけない」と表明。一方、ギリシャのチプラス首相は「欧州の分裂ではなく統合を望む人々に対して、誠実な譲歩を行う用意がある。皆が望めば合意は可能だ」と述べた。


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