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欧州情勢・西洋事情

61チバQ:2014/06/28(土) 11:30:42
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014062802000111.html

EUトップ 異例の採決 ユンケル氏を指名














2014年6月28日 朝刊





 【ロンドン=石川保典】欧州連合(EU)は二十七日の首脳会議(EU理事会)で、次期欧州委員長にルクセンブルクのジャンクロード・ユンケル前首相(59)を指名、欧州議会に提案することを決めた。統合推進派のユンケル氏に強硬に反対する英国のキャメロン首相は、全会一致の慣例を破って異例の採決を求めた。


 委員長指名をめぐり採決が行われたのは初めてで、加盟二十八カ国のうち英国とハンガリーだけが反対した。EU内での英国の孤立化が一層鮮明になり、英国がEU離脱か残留かを問う二〇一七年の国民投票の行方に影響を与えそうだ。


 欧州委員長は、EUの行政執行機関である欧州委員会を率いる事実上のEUトップ。ユンケル氏は七月中旬の欧州議会で承認され、十一月に委員長に就任して今後五年のEUのかじ取りを担う。


 ユンケル氏は昨年十二月まで十九年間、ルクセンブルク首相を務めた。EUの統一通貨ユーロ創設の立役者で、二〇〇五年から八年間、ユーロ圏財務相会合の初代議長を務めユーロ債務危機に対処するなど「ミスター・ユーロ」と呼ばれる。


 キャメロン氏は首脳会議後の会見で、「今日はEUにとって最悪の日。(ユンケル氏指名は)国の主権や議会の権限を侵す危険があり、欧州議会には新たな権力を与える。英国民には(住民投票での)EU残留を訴えるが、EUが改革されない限り(残留は)難しくなる」と述べた。


 ユンケル氏は今年五月の欧州議会選で、第一党となった中道右派政党の次期委員長候補に掲げられた。EUは欧州委員長選出に民意をなるべく反映させようと、今回の議会選から委員長候補を各党が立てる方式を導入。指名権限を持つEU理事会は「議会選の結果を考慮する」ことになった。


 <ジャンクロード・ユンケル氏> 54年ルクセンブルクのレダンジュ生まれ。79年フランスのストラスブール大卒。ルクセンブルクのキリスト教社会党の職務を経て、84年の国政選挙で議員に初当選し、労働・社会保障担当相。89年財務相兼労働相。95年1月に首相に就任。05年1月〜13年1月、欧州連合(EU)のユーロ圏財務相会合の初代議長。13年12月、首相退任。 (ブリュッセル・共同)


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