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欧州情勢・西洋事情

604チバQ:2015/07/11(土) 12:08:43
http://mainichi.jp/select/news/20150711k0000m030094000c.html
ギリシャ:譲歩案承認へ 議会、支援協議に弾み
毎日新聞 2015年07月10日 21時56分(最終更新 07月11日 10時23分)
 【アテネ宮川裕章、ロンドン坂井隆之】ギリシャ議会(1院制、定数300)は10日、チプラス政権が欧州連合(EU)など債権者側に示した120億ユーロ(約1兆6000億円)規模の財政改革案の審議を始めた。地元メディアによると、改革案は賛成多数で承認される見通し。改革案は、2018年6月までの3年間で総額535億ユーロ(約7兆2000億円)の金融支援をEU側から得る前提条件。議会承認で改革実行への意思を示せれば、11日のユーロ圏財務相会合でEU側と支援交渉開始に合意する公算が大きくなる。

 ◇財政改革1.6兆円

 改革案は、争点になっていた年金や付加価値税(日本の消費税に相当)の改革でEU側の要求をほぼ全面的に受け入れた。年金改革では支給開始年齢の引き上げを早期に実施するなどして、EU側が要求した国内総生産(GDP)1%分の削減を16年に達成する。さらに付加価値税も、離島向けや外食産業向けの軽減税率を原則廃止することで、GDPの1%分まで増税額を積み増す。防衛費は、債権者側が4億ユーロの削減を要求したのに対し、政権の連立相手の右派政党に配慮して削減額は2億ユーロにとどめた。

 反緊縮を掲げて今年1月の総選挙で勝利した急進左派連合(149議席)など与党から造反が出る可能性もある。ただ最大野党の中道右派・新民主主義党(76議席)など野党の多くはユーロ圏残留を最優先すべきだと主張してきており、今回も賛成に回ると見られている。

 ギリシャは8日、ユーロ圏の金融安定網「欧州安定メカニズム(ESM)」に金融支援を申請した。ギリシャを含めたユーロ圏首脳は申請に先立つ7日、11日の財務相会合で支援交渉を始めるか判断し、12日のユーロ圏首脳会議とEU首脳会議で承認する段取りで合意している。

 ギリシャは改革案の提示と議会承認で財政破綻回避に向けた譲歩の姿勢を示すことになる。次はEU側のユーロ圏財務相会合の判断が焦点になる。

 ESMは、欧州委員会、欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(IMF)にギリシャ債務問題のリスク▽債務の状況▽支援のニーズ−−などの分析を依頼している。これを受けてユンケル欧州委員長とドラギ欧州中銀総裁、ラガルドIMF専務理事が10日に協議する。


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