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欧州情勢・西洋事情

599チバQ:2015/07/09(木) 22:02:15
http://www.sankei.com/world/news/150709/wor1507090050-n1.html
2015.7.9 21:50
【ギリシャ危機】
英国が反EU派伸張を警戒、弱体化の導火線…「EUのいじめ」論拡大懸念

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 【ロンドン=内藤泰朗】ギリシャが国民投票で欧州連合(EU)の財政再建策を拒否したのを受け、EUからの離脱の是非を問う国民投票が来年中にも実施される英国のキャメロン政権は、国内のEU懐疑派の勢力拡大を警戒し始めた。ギリシャの衝撃はユーロ圏にどのような影響を与えるのか、英国はその動向を注視している。

 英国はユーロを採用していないが、自国に経済混乱の影響が及ばないようユーロの長期的安定を重視。キャメロン首相の報道官は6日、ユーロ圏諸国にギリシャとの協議を求め、「持続可能な解決を見つける必要がある」と強調した。

 これに先立ちキャメロン氏は、5日の国民投票でEU案が拒否されれば、ギリシャはユーロ圏から離脱することになるとの見通しを語っていた。英国でもギリシャと同様の事態が将来に起きかねないことを念頭に置いていた可能性がある。

 EUからの脱退を訴える右派野党、英国独立党のファラージュ党首は5日深夜、ギリシャのチプラス首相が勝利宣言をした直後、「EUの事業は死にかけている」と短文投稿サイト・ツイッターに書き込んだ。

 同党首はまた、「EUからの政治・経済的ないじめに、ギリシャ国民が示した勇気はすばらしい」と称賛してみせた。

 独立党は、5月の英総選挙(下院、定数650)で1議席しかとれなかったが、二大政党に次ぐ得票率(約13%)を獲得、影響力を拡大させている。

 世論調査でも、EU残留派は55%、離脱派は45%と国内は分裂している。

 与党の保守党内でもEU離脱派の影響力が年々強まっている。キャメロン首相は6月25日、ブリュッセルでのEU首脳会議で、移民規制などの施策を独自にとることができるようEUの改革が必要だと訴えた。

 財政状況が悪いイタリアやスペインなど南欧諸国でも、ギリシャのように反緊縮、反EUの小政党が台頭しつつある。外交筋は「ギリシャ危機は、EUの弱体化と欧州流動化の導火線となりかねない危険をはらんでいる」と指摘した。


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