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欧州情勢・西洋事情

596チバQ:2015/07/09(木) 21:57:32
http://www.sankei.com/world/news/150707/wor1507070049-n1.html
2015.7.7 22:40
【ギリシャ激震】
(上)チキンレースが招いた危機 瀬戸際外交 危険領域に

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(1/4ページ)【ギリシャ・デフォルト危機】

 ギリシャの首都アテネで、“メルケル銀行”とスプレーで落書きされたギリシャ銀行の表示=6日(AP=共同)
 「大きな勝利だ。国民の勇敢な決断に感謝する」

 ギリシャの国民投票で、欧州連合(EU)などが求める財政再建策に「オヒ(ノー)」が突きつけられた5日深夜。チプラス首相は静かに勝利を宣言した。困難が待ち受けるEU側との交渉を思い描いていたのか、笑顔はなかった。

 一方、アテネ中心部のシンタグマ(憲法)広場には市民ら約6千人が集い、EUの再建策を退けた喜びに酔った。

 2009年の債務危機以降、ギリシャでは付加価値税が23%まで引き上げられた。年金は削減されて受給開始年齢が65歳から67歳に。燃料や酒、たばこなど身近な物品も増税された。

 しかし、緊縮策の末に訪れた現実は厳しかった。10%未満だった失業率は25%を超え、経済規模では4分の1を失った。反対票を投じた人々には、「暮らしが上向かないのに、まだ痛みに耐えろというのか」という思いがにじむ。

 半面、国民の多くは単一通貨ユーロ圏に残りたいと願っているとの世論調査結果がある。他のユーロ圏諸国には、こうした思いが“身勝手”に映る。

 「チプラス氏の瀬戸際外交は“勝利”とはほど遠い。何が起きても不思議でない危険な領域に突入した」。アテネの消息筋はこう語り、ため息をついた。

   ■    ■   

 チキンレース。欧米メディアはしばしば、過去約5カ月に及ぶギリシャとEU側の協議を度胸試しのゲームになぞらえてきた。

 チプラス政権は1月、財政緊縮策への国民の不満を追い風に総選挙で勝利して発足した。ユーロ圏諸国は2月下旬、金融支援の4カ月延長を決定したが、チプラス政権は付加価値税の増税などを含むEUなどの再建策は、「不合理」だと抵抗し続けた。


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