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欧州情勢・西洋事情

575チバQ:2015/07/05(日) 22:13:03
http://mainichi.jp/select/news/20150706k0000m030052000c.html
ギリシャ:チプラス首相「尊厳をもって欧州に生きる」
毎日新聞 2015年07月05日 21時00分(最終更新 07月05日 21時13分)

 ◇国民投票 チプラス首相、アテネの投票所で1票投じる

 【アテネ宮川裕章、福島良典】金融支援の条件に欧州連合(EU)が提示した財政緊縮策の受け入れの是非を問うギリシャ国民投票が5日、実施された。賛成ならEUとの支援交渉が再開される見通しだが、反対なら、EUとの対立が深まる。その場合、財政破綻の危機が高まり、最悪の場合にはユーロ圏からの離脱の可能性も現実味を帯びかねない。

 質問項目は、EUと国際通貨基金(IMF)の債権者側が6月25日のユーロ圏財務相会合で提示した緊縮策を「受け入れるべきかどうか」。緊縮策には年金改革や付加価値税の増税などが含まれ、チプラス首相は受け入れを拒否した上で、国民投票にかけると27日に突然発表。反発するEUから支援延長を拒否され、預金引き出し制限などの資本規制の導入を強いられた。

 チプラス首相はユーロ圏残留か離脱かを問う投票ではないと強調しているが、欧州他国は「ユーロか(ギリシャ旧通貨)ドラクマかの選択」(レンツィ伊首相)と位置づけ、債権者案への賛成を迫っている。ギリシャではユーロ圏残留を望む親EU派と、債権者案への反対派で割れ、3日発表の世論調査では賛否は共に4割強で拮抗(きっこう)している。

 チプラス首相はアテネ中心部の投票所で1票を投じた後、「反対票によってギリシャ国民は『尊厳をもって欧州に生きる』との断固たるメッセージを送る。誰も民意をないがしろにすることはできない。今日は民主主義の祝日だ」と述べた。

 首相は「民意を尊重する」と表明しているため、賛成の場合、EUなど債権者側との交渉が再開される。だが、チプラス政権は「反緊縮」を掲げてきたため、連立組み替えや政権交代の可能性が浮上し、政局混乱は必至。反対の場合、交渉再開は難航が予想される。欧州中央銀行(ECB)保有の国債35億ユーロ(約4800億円)の償還を20日に控え、交渉がまとまらなければ債務不履行(デフォルト)となる可能性がある。

 国民投票は1974年にギリシャで軍事政権が崩壊し、君主制が廃止されて以来初めて。有権者数は18歳以上の約985万人。投票時間は5日午前7時(日本時間同日午後1時)から午後7時(同6日午前1時)だが延長もあり得る。結果が法的拘束力を持つには40%以上の投票率が必要となる。


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