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欧州情勢・西洋事情

523チバQ:2015/06/19(金) 22:54:49
http://mainichi.jp/select/news/20150619k0000e030161000c.html

ギリシャ:止まらぬ預金引き出し…市民に「封鎖」不安増す
毎日新聞 2015年06月19日 10時45分(最終更新 06月19日 12時58分)

【アテネ福島良典】金融支援の継続を巡るギリシャと欧州連合(EU)など債権者側との交渉は、18日のユーロ圏財務相会合でも妥結に至らなかった。

 交渉期限切れが今月末に迫る中、ギリシャでは預金封鎖への不安から、銀行口座から現金を引き出して「たんす預金」にする市民が増えている。財政破綻など不測の事態に備え「食品や医薬品の購入資金をできるだけ手元に置いておこうという消費者の自衛心理」(地元銀行幹部)の表れだ。

 アテネ中心部のシンタグマ広場。最大手ナショナル銀行支店の現金自動預払機(ATM)に人々が行列を作っていた。別の銀行に勤めるヨルゴス・レカスさん(45)はこの日、1000ユーロ(約14万円)を引き出した。「政府はEUと対立していて信用できず、債務不履行(デフォルト)にならないか心配だ。明日どうなるか誰にも分からない」。妻と子ども2人の4人家族。「たんす預金」は自宅や勤務先に分散して保管しているという。労働者階級が多いアテネ郊外のペリステリ地区では、ナショナル銀行のムクビナス・バシリオス地区支店長(58)が「小口預金者の引き出しに対応するため、全店舗のATMに紙幣を補充するよう本店から今日(18日)、指令が下った」と明かした。ATMの資金不足による混乱の発生を防ぐための措置とみられている。

 金融支援交渉の難航を受けて最近、預金の引き出しが急増。ロイター通信によると、今月15日から17日にかけての3日間だけでギリシャの預金総額の1・5%にあたる20億ユーロ(約2800億円)が引き出されたという。

 財務省前では、財政緊縮策で解雇されたパート清掃員が、復職を求めて抗議の座り込みを続けていた。ギリシャ議会は5月7日、解雇された公務員を再雇用する法案を可決。常勤組の清掃員595人は今月末に再雇用される見通しだが、約200人のパートが職場復帰できるめどは立っていない。座り込みグループ代表のエレナ・エコノミズさん(63)は「EUは電気料金の付加価値税を増税しろと言うけれど、無職の私たちにいったい、どうしろというのか」と不満をぶちまけた。


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