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欧州情勢・西洋事情

4936OS5:2025/11/12(水) 10:29:00
■大都市目指す移民

島は、北アフリカから欧州を目指す移民船の漂着地でもある。だが、黒人やアラブ系労働者の姿を見ることはあまりない。難民支援団体SAIの職員エリザベタ・ラジオは「みんな仕事や仲間を求めて都会に行きたがる。地方に定住したがらないのです」と話す。

首都ローマや商都ミラノでは移民が固まって住み、独自の共同体を作るようになった。それが国民の不安を高める一因になっている。ラジオは「移民の統合は、地方都市の方がうまくいく。トラブルが生じても、少人数なら住民とじっくり話し合い、相互理解ができるからだ」という。現実には、バラディリのように異文化受け入れに尻込みする自治体が多い。イタリアは毎年約1万人を難民として保護対象にしている。

■高度人材よりマンパワー

イタリアの不法移民は推計約32万人。闇就労は、政府にとって頭の痛い課題でもある。昨年夏には、農作業中のインド人男性が腕を切断する大けがをし、雇用者に路上に放置されて死亡する事件が発覚。「現代の奴隷」と波紋を広げた。

カリャリ大教授ピエラ・ロイは政府の移民政策について「外国から新たに人材を招くより、不法就労者に正規雇用の道を与え、社会統合の努力をした方が現実的だ」と訴える。

メローニ政権は、混乱する制度の見直しに言及しながら、移民労働者を誘致する方針を変えていない。10月、26〜28年の3年間で新たに約50万人を受け入れる計画を政令で公布した。=敬称略(伊西部カリャリ 三井美奈)


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