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欧州情勢・西洋事情

4845OS5:2025/05/06(火) 23:17:23
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250505/k10014797141000.html
ルーマニア やり直し大統領選 極右政党党首が首位で決選投票へ
2025年5月5日 19時16分

東ヨーロッパのルーマニアでは、ロシアによる介入の可能性が指摘され、去年、無効となった大統領選挙が4日、やり直され、極右政党の党首が首位に立ち決選投票に進むことになりました。

ルーマニアでは、去年11月の大統領選挙でロシア寄りの無名の候補がSNSを活用して首位に立ちましたが、政府がロシアによる介入の可能性を指摘し、選挙は無効となりました。

現地では4日、やり直しの選挙が行われました。開票作業はほぼ終わり、極右政党「ルーマニア人統一同盟」の党首、シミオン氏が得票率40%余りで首位に立ちました。

そして、首都ブカレストの市長、ダン氏が得票率20%余りと、連立与党の統一候補のアントネスク氏を僅差で上回り、2位になっています。

過半数を確保した候補がいないことから、シミオン氏とダン氏が今月18日の決選投票に進む見通しです。

シミオン氏はEUに懐疑的な姿勢 ダン氏はEUとの関係重視
シミオン氏は、ルーマニアが加盟するEUに懐疑的な姿勢で知られ、去年の選挙で首位に立ち、今回は立候補が認められなかった候補と主張が近く、4日は投票所にそろって現れ、緊密な関係をアピールしました。

シミオン氏が当選すればルーマニアとEUの関係などが大きく変わるとみられています。

一方、ダン氏はやり直しの選挙から一夜明けた5日、記者会見し「決選投票は親欧州路線か反欧州路線の選択となる」と述べ、みずからはEUなどとの関係の重視を訴えると強調しました。

シミオン氏と前回首位・ジョルジェスク氏の関係は
シミオン氏は38歳。SNSを積極的に活用し主張を発信しています。

このうち、ルーマニアの若者などの間で利用者が多いTikTokのフォロワー数は137万に上り、ほかの候補を大きく引き離しています。

シミオン氏は同性どうしの結婚に反対するなど保守的な主張で知られ、キリスト教の伝統的な価値観を守るなどと訴えています。

また、アメリカのトランプ大統領の「アメリカ第一主義」を支持し、ルーマニアの主権を守るとして、ルーマニアが加盟するEU=ヨーロッパ連合に対し、みずからが支持しないEUの規制は守らない考えを示してきたと報じられています。

また、シミオン氏はルーマニアのウクライナ支援にも反対しています。

シミオン氏は無効となった前回の大統領選挙にも立候補しましたが、決選投票には進めず、ジョルジェスク氏の支持に回りました。

そして、裁判所が前回の選挙を無効にすると、民主主義が否定されたなどと訴え、首都ブカレストなどで抗議活動を呼びかけてきました。

ルーマニアでは、物価の高騰が続き暮らしへの負担が高まっているうえ、既存政党の政治家が絡むスキャンダルも相次ぎ、有権者の間に政治不信が広まっています。

前回は、そうした有権者の支持が既存政治の打破などを訴えたジョルジェスク氏に集まりましたが、今回の選挙ではジョルジェスク氏の立候補が認められなかったため、連携の動きを見せてきたシミオン氏に向かったとみられます。

シミオン氏は4日、記者団に対して「ルーマニア国民が望むなら、ジョルジェスク氏が指導的な役割を担う方法はある」と述べ、当選したらジョルジェスク氏を何らかの役職に就けることを検討する考えを示しました。

ただ、シミオン氏が当選すればルーマニアが重視してきたEUとの関係が揺らいだり、孤立が深まるのではないかという懸念も広がっています。

シミオン氏と決選投票に進む見通しの首都ブカレストの市長、ダン氏はEUとの関係を重視する親欧州路線で知られ、接戦に持ち込めるかが注目されます。


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