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欧州情勢・西洋事情
451
:
チバQ
:2015/05/08(金) 21:19:45
http://www.sankei.com/world/news/150508/wor1505080002-n1.html
2015.5.8 06:00
【国際情勢分析】
言論自由の英国で浮上した“言論の不自由問題” 元政府委員の告発 「人種議論のタブー化が問題を深刻にした」
世界で最も言論の自由があるとされる英国で、言論“不自由”の問題が浮上している。英政府の平等人権委員会委員長を務めていたトレバー・フィリップス氏(61)が「人種問題の議論を封印していた」と告白したためだ。反移民勢力の伸長やイスラム過激派の問題の根が、そこにあるという。同氏は「英国をひどく傷つけた」とわびたが、今度は“危険人物”として逆に批判されている。
フィリップス氏は、20年以上にわたり放送ジャーナリストとして活躍した後、ブレア労働党政権の「ニュー・レイバー(新しい労働党)」政策で目玉の一つだった人種の平等問題を2003年から12年まで担当した。ブレア政権は、多民族・多文化国家への転換を図り、04年から移民の受け入れを自由化した。
問題となったのは、3月16日付のデーリー・メール紙に掲載された「私たちが話すことを許されない人種についての爆発的な真実」と題する同氏の寄稿だ。他紙やテレビなどでも報じられたことから大きな論争となっている。
同氏によると、政権は、多文化主義を推し進めるため、人種問題にかかわる一切の議論をタブーにした。「人種問題を口にするだけで『レイシスト(差別主義者)』のレッテルが貼られるため、多くの人たちが恐ろしくてホンネを話せなくなってしまった」。
英中部のロザラムで1400人以上もの白人の少女たちがパキスタン系の男たちに16年間にわたり組織的な性的虐待を受けていた事件が昨年8月に発覚。その際、警察や地元行政が人種問題に発展することを恐れて対応を怠り、事件の深刻化を招いていたことが明らかになった。
さらに、イスラム過激主義者たちが多文化主義の名の下に、自分たちの世界をつくり、人種や宗教の間の隔たりを大きくしたと結論づけた。言論のタブーや英国のイスラム化に懸念を抱く人たちが増え、反移民政党の英国独立党支持増にもつながったという。
「人種問題の議論をタブーにしたことが、逆に問題を深刻化させてしまった…多文化主義は美しく理想的だが、現実には隙間だらけなのだ」。同氏はこう強調し、拙速な移民受け入れと多文化主義政策に誤りがあったとして懺悔した。
そのうえで、「多くの英国人は、差別主義者ではない。人種問題についても胸襟を開いて話せるようにしなければ、状況は悪化するだけだ」と主張し、「私たちは、打たれ強くなるべきだ。相互批判は言論の自由の代価だ」と訴えた。
これに対し、「差別主義者」と呼ばれて肩身の狭い思いをしてきた政治家たちからは、歓迎する声が上がっている。
しかし、英国の学者やジャーナリストたちからは、同氏が「自らに都合がいいように、人種に関係した“真実”の一部だけをつまみ食いしている」「議論すれば逆に、人種間や宗教間の摩擦や対立を生み出しかねず危険だ」などとして、批判の集中砲火が浴びせかけられている。
米国に本部を置く国際的な人権擁護団体「フリーダム・ハウス」によると、英国は毎年、政治的な権利や市民社会の自由度などから判断した総合的な“自由度”ランキングで最上位を占めている。
フィリップス氏が告発する英国の言論“不自由”問題は、どのように決着するのか-。まだその論争の行方は不透明だ。(ロンドン 内藤泰朗)
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