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欧州情勢・西洋事情

4468OS5:2023/12/14(木) 23:40:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/60541fdd30663220735f8e94d7f92d2faa609dd1
EU首脳会議で親露のハンガリーが暗雲 ウクライナ支援に単独反対
12/14(木) 18:15配信
産経新聞
【ブリュッセル=板東和正】欧州連合(EU)は14日、ブリュッセルで首脳会議を開催する。2日間の日程で、ロシアの侵略を受けるウクライナのEU加盟交渉入りや4年間で最大500億ユーロ(約7兆7500億円)に上るウクライナ支援の予算案を協議。ロシア寄りとされるハンガリーのオルバン首相が交渉開始や長期的な支援に反対しており、先行きには暗雲が垂れ込めている。

EU加盟交渉の開始やウクライナ支援予算案の決定にはEU加盟27カ国の全会一致が必要だ。ハンガリーを翻意させられない場合、ウクライナ侵略戦争をめぐるEUの結束は大きく揺らぎ、その能力が問われる。

ハンガリーはロシア産天然ガスの供給に頼っており、オルバン氏はプーチン露大統領と親密だ。オルバン氏はウクライナの汚職対策や、ウクライナに住むハンガリー系住民の権利保護が不十分だと主張し、加盟交渉開始や予算案に反対してきた。13日も「(交渉開始などは)加盟国の利益にならない。EUは過ちを犯そうとしている」と改めて強調した。

欧州メディアによると、明確に異議を唱えているのはハンガリーだけだ。オルバン氏は「他の26カ国が異なる見解を示したとしても(決定を)阻止しなければならない」と強硬姿勢を崩していない。

ウクライナでは戦況が膠着(こうちゃく)し、米議会では野党・共和党の反対でウクライナ支援の予算案が通っていない。ウクライナにとって、EUが加盟交渉や長期支援の道筋を示すことは「苦境を乗り越える一手」(欧州の安全保障の専門家)として重大な意味を持つ。

それだけに、ウクライナのゼレンスキー大統領はオルバン氏の説得をEUに強く要求している。ゼレンスキー氏は13日、オルバン氏が「(加盟交渉入りを)阻止する理由がない」と批判。アルゼンチンで10日にオルバン氏と立ち話をした際に「反対する理由を教えてほしい」と直接問いただしたことも明らかにした。

EUはハンガリーで「法の支配」が損なわれているとして同国への補助金支給を見送ってきたため、これをオルバン氏懐柔に利用する構えだ。

EU欧州委員会は13日、ハンガリー向け補助金の凍結を一部解除し、最大102億ユーロ(約1兆6千億円)の支給を認めると発表した。オルバン氏の政治顧問は、残りの補助金も凍結が解除されれば、ウクライナ支援予算案について「拒否権を撤回する用意がある」との考えを示した。

だが、ハンガリーの改革を十分に検証せずに凍結を解除すれば、「他国も拒否権を乱用し、EUは弱体化する」(加盟国議員)という懸念も出ている。


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