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欧州情勢・西洋事情

4457OS5:2023/11/26(日) 08:54:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/fed17ddc7cba3b52c593a30546cb3d7474c927ab
反移民の極右政党が第1党 連立協議難航か オランダ総選挙
11/23(木) 19:30配信

毎日新聞
オランダ総選挙の暫定結果を聞き、笑顔を見せる極右「自由党(PVV)」のウィルダース党首=オランダのハーグで2023年11月22日、AP

 連立政権崩壊に伴うオランダ総選挙(下院、定数150)が22日、投開票された。開票率約98%段階での公共放送の予測によると、反移民を掲げるウィルダース党首の極右「自由党(PVV)」が37議席を得て第1党となった。PVVが連立政権樹立に向けた協議の軸となる。ただ、各政党には過激な言動を繰り返してきたウィルダース氏への警戒心も根強く、交渉は難航が予想される。

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 「国をオランダ人の手に取り戻し、難民の流入と移民を減少させなければいけない」。ウィルダース氏は22日夜、勝利宣言でこう訴えた。反移民・反イスラムの主張で知られるポピュリスト政治家は「オランダのトランプ」と呼ばれる。支持者の前で移民排斥の姿勢を改めて強調し「もはや我々を無視することはできない」と述べ、政権樹立への意欲を示した。

 公共放送の予測では、PVVが改選前の17議席から37議席に拡大。2位は欧州連合(EU)で環境政策を主導したティメルマンス氏をリーダーとする労働党とグリーンレフトによる左派連合(PVDA・GL)で、8議席増の25議席となる見込み。オランダ初の女性首相を目指すイェジルゲス氏が率いる中道右派の最大与党「自由民主党(VVD)」は10議席減らし、24議席。鋭い政権批判が人気のオムツィヒト氏が創設した中道派の新党「新社会契約党(NSC)」は20議席を獲得している。

 事前の世論調査では、選挙戦中盤までPVDA・GL、VVD、NSCの3党・グループが首位を争っていたが、その後ろにつけていたPVVが終盤になって追い上げた。

 欧州では今年、アフリカや中東から流入する移民・難民が急増し、2015年の難民危機の再来が懸念される。

 PVVは住宅不足の原因は移民・難民の増加にあるなどと主張し、国民の反移民感情を吸い上げた。選挙期間中は支持の幅を広げるため過激な言動を控えてイメージの軟化も図ったが、政策の本質は変わらず、EUに懐疑的な主張も続けている。

 ウィルダース氏は06年にPVVを結成して以来、オランダ政治で一定の存在感を示してきた。しかし、反イスラムやEU懐疑の主張は常に物議をかもし、過去にはイスラム圏のモロッコ系移民への差別を扇動したとして有罪判決を受けたこともある。

 下院で過半数を握るには76議席が必要で、ウィルダース氏が主導する連立政権が誕生するかどうかは各党との交渉次第となる。移民抑制については、VVDなどほかの右派政党も同様の立場だ。ただ、ウィルダース氏はEUに批判的なほか、ウクライナ支援についても反対しており、こうした主張が連立協議の合意を妨げる可能性がある。【ブリュッセル岩佐淳士】


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