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欧州情勢・西洋事情

4384OS5:2023/07/03(月) 10:41:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/c356a97d59dfab9b3848c3bb0ad6a6304f1a4342
仏暴動、市長宅放火で妻と子供負傷 1年後のパリ五輪へ募る不安
7/3(月) 9:28配信

産経新聞
【パリ=三井美奈】フランスでの暴動は2日未明、パリ南郊のライレローズで市長宅が放火され、市長の妻と子供が庭へ逃げた際に花火を投げつけられ負傷した。暴動は過激化の一途をたどっており、マクロン大統領は2024年パリ夏季五輪の開幕を約1年後に控え、治安対策で大きな不安を抱え込んだ。

ライレローズでは、市当局が夜間外出禁止令を出していたが、何者かが市長宅に車で突っ込み、火を放った。市長は市庁舎にいて無事だった。検察は殺人未遂容疑で捜査に着手した。

中部トゥール近郊でも同日未明、暴徒が市長宅の庭に侵入し、車に放火しようとする事件が起きた。この市長は先週から、脅迫を受けていたという。

マクロン氏は4月、年金制度改革法を成立させ、断続的に約3カ月間続いた抗議デモの暴走を押さえ込んだばかり。新たな暴力の広がりで、またも綱渡りの政権運営を迫られている。

検問中の警官が17歳のアルジェリア系移民2世の少年を射殺した事件を機に広がった今回の暴動は、移民出身者の格差や差別是正の問題が進んでいないことを浮き彫りにした。

05年、パリ郊外で移民出身の若者の暴動が続いたとき、当時のシラク大統領は「教育や雇用の格差解消に取り組む」と約束した。05年の暴動は、アフリカ系の若者が警察に追われ、逃げ込んだ変電所で感電死したのが発端だった。

民間団体の調査によると、アラブ系や黒人住民が警察に職務質問される確率は白人の約20倍。17年の法改正で、警官の発砲要件が緩和されたことが少年射殺の遠因になったとの批判もある。検問中の警察による射殺事件は、昨年だけで13件にのぼった。

パリ五輪は、移民やその子孫が多く住み、暴動が頻発するパリ郊外が会場となる。五輪を巡っては、選手村の建設や鉄道の整備で経済効果が期待されているが、暴動や略奪の横行が五輪の開催に影を落とすのは避けられそうにない。

暴動は、移民社会にも衝撃が広がっている。射殺された少年の祖母はテレビで「孫を口実にした暴力はやめて」と訴えた。

暴動の影響は隣国にも広がっている。ドイツのショルツ首相は2日、「フランス情勢を「懸念して見ている」とテレビで発言した。スイス紙によると、同国でもフランスに呼応して若者による暴動や商店襲撃が起きている。


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