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欧州情勢・西洋事情

4349OS5:2023/05/08(月) 14:28:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/b7ebacdc43cd913dd74efaf8339358d75895ae3c
環境政策批判で躍進 農民政党、上院で第1党狙う オランダ
5/8(月) 13:34配信
時事通信
オランダ中道右派「農家市民運動」のキャロライン・ファン・デル・プラス党首=3月16日、東部アペルドールン近郊(AFP時事)

 【ブリュッセル時事】世界有数の農産物輸出国オランダで、ルッテ政権の環境政策を批判する中道右派「農家市民運動(BBB)」が勢いを増している。

 3月の州議会選で大躍進し、今月末の上院選でもルッテ首相の中道右派「自由民主党」など連立与党を上回り第1党となる見通し。ルッテ氏の長期政権を脅かす存在になりつつある。

 BBBは2019年に誕生したばかりの新興勢力。地元メディアによれば、3月の州議会選(12州、総議席数572)では議席ゼロから137に伸ばし、全州で第1党となる快挙を果たした。BBBのキャロライン・ファン・デル・プラス党首(55)は思わぬ好結果に「一体何が起こった」と驚きを隠さなかった。

 躍進の背景は、政権の環境政策に反対する農家らの支持を得たことだ。政府は昨年、温室効果ガス削減に向け、30年までに家畜の排せつ物などにも含まれる窒素の排出量を半減する規制案を公表。実現には家畜削減や事業縮小が必要とされ、農家による大規模な抗議デモが相次いだ。

 ライデン大のトム・ルワーズ准教授(政治学)は、規制案に反対するBBBが「(既存の)政治家は農家を見捨てているという構図をつくることに成功した」と分析。選挙結果について「特に(中道)右派の有権者の広範な政治不信を象徴している」と話した。

 5月末の上院選(定数75)では、現在議席のないBBBが17議席を得ると予想されている。一方、連立4党は10減の22議席の見込み。勢力図が大きく変わりそうだ。

 権限の強い下院(定数150)はルッテ政権の連立与党が過半数を占めており、ルワーズ氏は、上院選の見通しを踏まえても規制案の成立は可能と指摘。しかし、BBBの勢いは無視できず、見直しを求める圧力が与党内で高まると考えている。


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