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欧州情勢・西洋事情

4337OS5:2023/04/04(火) 23:52:20
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-230403X412.html
保守勝利、右派が第2党に=福祉重視路線を修正へ―マリン首相与党敗北・フィンランド総選挙
2023/04/03 19:44時事通信

 【ヘルシンキ時事】2日投開票が行われたフィンランド議会(一院制、定数200)選挙は、保守の野党・国民連合が第1党、ポピュリスト政党とされる野党フィン人党が第2党となり、マリン首相率いる中道左派の与党・社会民主党(SDP)は敗北を喫した。2019年にフィンランド史上最年少の首相に就いて以降、福祉強化を主導してきたマリン氏だが、有権者は物価高や景気後退懸念で、財政引き締めを訴える野党の主張に流れた。

 次期首相となる見込みの高い国民連合のオルポ党首は、結果判明後の記者会見で「国民は変化を望み、わが党に勝利をもたらした」と強調。「(新政権の)重要課題は経済だ。成長を促す改革が必要だ」とし、マリン政権下で進められた公共投資拡大路線を修正する考えを示した。

 選挙は経済・財政政策が最大争点で、フィン人党も国民連合と同様に緊縮策を提唱。マリン氏は「公共サービス(への投資)を減らし、最も貧しい人たちの生活の糧を奪う右派の政策は、私たち全員の生活を惨めにする」と「右傾化」への危機感を訴えたが、SDPは第3党に甘んじた。

 今後は国民連合が軸となり、政権樹立に向けて連立協議を進める見通し。オルポ氏は「全ての党に対してオープンだ。フィン人党とも協議の用意がある」と述べており、国民連合とフィン人党の「保守・右派政権」が発足する可能性もある。一方でオルポ氏はSDPとの協力も否定していない。

 欧州連合(EU)懐疑派で、「極右」とも言われるフィン人党は、移民受け入れに反対。欧州各地で広がる移民流入への懸念を背景に、近年急速に支持を伸ばしてきた。ただ21年から党を率いる女性党首プーラ氏の下、「極右」イメージの払拭(ふっしょく)に努め、今回の選挙ではより広範な支持を集めたもよう。ロシアのウクライナ侵攻などに伴う物価高への不満も吸収したとされる。

 ヘルシンキ大学で政治史を研究するイェンニ・カリマキ氏は国民連合とフィン人党の連立について、EU政策や気候変動問題などを巡り立場の違いは大きく「(双方が)どれだけ諸政策で妥協できるか」が鍵になると分析した。


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