したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

欧州情勢・西洋事情

4335OS5:2023/04/04(火) 11:06:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/88030d5fe19df55f5cd0041e9cf6f3fa7f27bfcd
フィンランドNATO加盟、政権交代でも変わらず 今後の焦点は?
4/4(火) 10:53配信


毎日新聞
北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長(右)と言葉を交わすフィンランドのハービスト外相=ブリュッセルで2023年3月20日、AP

 北大西洋条約機構(NATO)に正式加盟するフィンランドでは、2日投開票の総選挙の結果、加盟を推し進めたマリン首相が退陣する見通しとなった。だが与野党とも加盟に賛成しており、政権交代後も安全保障政策に大きな変化はない。一方、昨年5月に加盟を同時申請したスウェーデンは「置き去り」にされた格好だ。

 フィンランド公共放送YLEによると、総選挙では中道右派の国民連合が得票率20・8%で第1党となり、欧州連合(EU)懐疑派でポピュリスト政党のフィン人党が20・1%で続いた。マリン氏率いる中道左派の社会民主党は19・9%と伸び悩み、マリン氏は敗北を認めた。今後は国民連合を中心とした連立交渉が始まる。

 だが外交・安全保障に関しては、勝利した国民連合のオルポ党首もAP通信に「NATOとフィンランドの関係を構築し、経済を立て直す」と述べており、目立った変化はないとみられる。フィンランドは人口550万人の小国だが、徴兵制を維持しており、有事には20万人以上が動員可能とされる。

 マリン氏は2019年、34歳で首相に就任し、NATO加盟に道を開くなど指導力を発揮した。一方、21年12月に新型コロナウイルスの感染者と接触後にクラブに出かけ、未明まで踊っていたとして謝罪に追い込まれたほか、一時は薬物使用疑惑が浮上したこともあった。

 フィンランドの加盟により、今後の焦点はスウェーデンの承認に移る。新規加盟には加盟30カ国全ての批准が必要だが、トルコとハンガリーは保留し続けている。トルコ政府は、エルドアン政権と対立する非合法組織・クルド労働者党(PKK)の「テロリスト」をスウェーデンがかくまっていると主張。引き渡しに応じなければ加盟を認めないとしている。

 ハンガリーが批准していないのは、スウェーデンがハンガリーのオルバン首相を「強権的」と批判しているためだ。ハンガリー政府報道官は3月29日、「スウェーデンが態度を改めなければ、事態が動く余地はない」と不満を述べた。これを受け、スウェーデンのビルストロム外相は3月30日、NATO首脳会議が開かれる7月までの加盟について「確信が持てない」と述べ、加盟交渉が難航している状況を認めた。【ロンドン篠田航一】


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板