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欧州情勢・西洋事情

4325OS5:2023/04/02(日) 00:03:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/d761db7cd491c70994b89fe5d2c0463296b235bb
英のTPP加盟、EU離脱テコに競争力強化
3/31(金) 17:10配信


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産経新聞
【ロンドン=板東和正】英国は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)加盟でウクライナ侵攻に伴う物価高騰で低迷した経済の競争力向上を図る。欧州の枠にとらわれず世界各国に影響力を発揮する「グローバル・ブリテン」戦略を強化する見通しだ。

英統計局が3月22日に発表した2月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比10・4%増となった。エネルギー価格高騰の影響などで昨年10月以来4カ月ぶりに伸び率が拡大し、消費の停滞が懸念されている。

TPPには今後の経済成長が期待される東南アジアの国々が参加している。英国は加盟により、貿易のパートナーを多様化し、国内経済の底上げを見込む。

また、自動車やチーズ、ウイスキーなどの輸出促進が見込まれ、貿易比率が大幅に上がると予想される。英貿易統計によると、英国の総貿易額に占めるTPP加盟国とのモノ・サービスの貿易比率は7%(2021年)に過ぎず、欧州連合(EU)の44%に比べ大きく下回っていた。

英国の通商に詳しい専門家は今後数年間で世界の成長の機会の大半がインド太平洋地域に集中すると指摘。英国が他の欧州諸国に先がけて、そうした機会を得ることになると予測した。スナク英首相もTPP加盟により「(英国は)新たな雇用や成長、イノベーション(技術革新)の機会をつかむための最高の立ち位置にいる」と強調する。

英政府はEU離脱を機に世界各国との連携を深めるため、TPP加盟の実現を目指した経緯があり、「離脱によって得られた自由がもたらした真の経済的利益」(スナク氏)と評価されている。

一方、TPP加盟は英国が離脱以降、進めてきた独自外交を発展させることが期待される。

英政府は離脱後、世界全体への影響力拡大を図る「グローバル・ブリテン」構想を表明。インド太平洋地域への関与を強化してきた。英政府は3月13日に発表した外交や安全保障の政策を定めた新たな「統合レビュー」で中国を「体制上の挑戦」と表現。台湾や南シナ海を巡る中国の政策に警戒感を示した。米国とオーストラリアとともに安全保障の枠組み「AUKUS(オーカス)」の構築にも成功した。

TPP加盟は、英国がインド太平洋地域での安全保障戦略で存在感をさらに強化するための「足がかりになる」(英政治専門家)。英紙テレグラフは「加盟は英経済を強化するだけでなく、英国が世界の舞台で(安全保障面などでの)役割を果たす決意をより強く示すことにつながる」との見方を示した。


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