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欧州情勢・西洋事情

4304OS5:2023/02/13(月) 17:57:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/9640f54dec44962740f3c500eb5359b9e6e0a6ee
NATO加盟急ぐフィンランド ロシア隣国、「単独」模索か 北欧の結束にひび・ウクライナ侵攻1年
2/13(月) 13:33配信
 ウクライナ侵攻を続けるロシアと長い国境を接する北欧のフィンランド。

 昨年2月の侵攻開始後に軍事中立政策を転換し、隣国スウェーデンと共に北大西洋条約機構(NATO)へ加盟を申請した。だが、スウェーデンとNATO加盟国トルコの関係悪化で手続きは進まず、「目の前の脅威」にさらされるフィンランドでは、スウェーデンを待たずに単独加盟を模索する動きも出ている。侵攻1年を前に「揺れるフィンランド」の状況を探った。

【地図で見る】ウクライナ戦況マップ

 ◇同時加盟に障壁
 2月初旬、フィンランドの首都ヘルシンキ中心部にある中央駅に着くと、駅舎屋根に青と黄色のウクライナ国旗がはためいていた。戦火にさらされる人々への連帯の印だ。

 第2次大戦中にソ連の侵攻を受け、多くの犠牲を出したフィンランドでは、ウクライナの戦争は自国の苦難の歴史と重なり合う。決して対岸の火事でないだけにその衝撃は大きく、政府は「新たな安全保障環境」に素早く対応。侵攻開始からわずか3カ月後、NATO加盟をスウェーデンと同時申請した。これまでのように隣の大国ロシアの顔色をうかがい続けるのではなく、西側の軍事同盟に属することで独立と領土を守る道を明確かつ迅速に選んだ。

 ところが、順調に進むとみられた加盟手続きは思わぬ障壁にぶつかった。トルコがテロ組織とみなすクルド人勢力を北欧2国が支援しているとして、承認に難色を示したためだ。北欧2国は譲歩に努めたが、最近スウェーデンで反トルコ抗議デモが繰り返されたことからトルコは態度を硬化。トルコのエルドアン大統領はスウェーデン加盟に関し「われわれの支持を期待できない」とする一方、フィンランドのみ認める可能性に言及した。

 ◇過半数が「先行」支持
 フィンランドとスウェーデン両政府は、公には一貫して同時加盟の方針を示し、「単独説」の火消しに躍起だ。しかし1月下旬、フィンランドのハービスト外相は地元メディアのインタビューで「スウェーデンの申請が長期間行き詰まるようなら状況を判断しなければならない」と述べた。後に改めて同時加盟を強調したものの、「単独容認を示唆する発言」と一部で受け取られた。

 国民の間でも、脅威に対抗するには先行して集団防衛の枠組みに入ることが最善と捉える向きが多い。最近公表されたフィンランドの世論調査で、「トルコの反対でスウェーデンの批准に時間がかかった場合スウェーデンを待つべきか」との問いに53%が「先行加盟」を支持。「待つべきだ」の28%を上回った。

 ヘルシンキ市民に考えを聞くと、職業訓練生の男性トニーさん(31)は「2国一緒の方が良いが、難しいならロシアに近いわれわれがまず先に加盟すべきだ。スウェーデンは後から入ることができる」と話した。一方、60歳の女性は「同時加盟すべきだと思う。トルコに好きなようにはさせない」と語ったが、「状況が変われば分からない」と複雑な心境ものぞかせた。

 フィンランド国際問題研究所のマティ・ぺス主任研究員(外交・安保)は「トルコの妨害(で手続きが滞っている状況)に人々の不満は増大している」と指摘。「フィンランド政府は(同時加盟へ)夏までに何らかの譲歩を見いだせるとみている」一方、「単独を含む代替策に備えているのは明らか」だとし、スウェーデンの加盟プロセスが無期限凍結といった事態になれば「(単独加盟は)起こり得る」との見方を示した。


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