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欧州情勢・西洋事情

429チバQ:2015/05/06(水) 09:17:32
http://www.sankei.com/world/news/150504/wor1505040043-n1.html
2015.5.4 21:11
【英総選挙】
日本とこうも違う ポスターも選挙カーもウグイス嬢もなし…「新人候補」に同行してみたら

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与党・保守党の牙城、ヘンリー選挙区にあるロンドン近郊テイムで街頭キャンペーンを行う最大野党・労働党の新人候補サム・ジュサニさん(右)
 英総選挙(下院、定数650)が7日の投開票に向けて大詰めに入った。最大野党、労働党の若い新人候補の選挙戦に同行してみると、選挙カーやウグイス嬢はおろか、ポスターもなかった。しかし、現場で政策をめぐる議論は活発で、政治の力を信じる人たちが英国の民主主義の牽引(けんいん)役となっていた。(英南部テイム 内藤泰朗)

■ボランティアと2人だけ

 緑あふれるロンドン郊外の裕福な農村地帯を1時間余り車で走ると、人口1万人余りの小さな町テイムに着いた。途中で目にした選挙関連のものといえば、見落としそうなほどに小さな保守党の青い旗と労働党の赤い旗の2つだけ。町の中心部でも、日本の選挙では付きものの、立候補者の顔写真や名前を書いたポスターは見当たらない。

 「資金がない。ボランティアが頼りさ」

 労働党の新人候補、サム・ジュサニ氏(27)はこう語った。町の評議員で、選挙ボランティアのメアリー氏(67)がチラシと風船を持ってきて、2人だけの即席街頭キャンペーンが始まった。

 「労働党に投票しませんか」。行き交う人たちにこう呼びかけて反応をみる。足を止める人もいるが、話をしたのは約2時間で十数人だけだった。

 「効率は悪いが、選択肢があることを訴えることは重要だ。話すことで初めて伝わるんだ」。ジュサニ氏はこう言って笑った。

■「世界を変えたい」

 子供のときに肺炎になり、無料の医療制度のありがたさを痛感したことがきっかけで政治に興味を持ったジュサニ氏。15歳で労働党に入り、大学で経済を学び、環境保護団体や財務省、国際金融機関などで働いた経験を生かして「問題だらけの医療制度を改革する」と出馬を決意した。

 恋人の出身地であるテイムを含む保守党の牙城、ヘンリー選挙区で立候補を申請。同選挙区で行われた党主催の討論選考会で、候補者2人の中から期待の新人候補に選ばれ、党公認候補となった。

 「僕は世界を変えたい。今回の経験は未来につながる。結果を問わず大変重要だ」。そう語るジュサニ氏は、インド系移民の2世であることも隠さない。

 選挙では反移民政党の伸長が伝えられるが、「移民こそが英国の強さだ。両親は英国で成功し、僕も英国に尽くしている」と述べ、英国の政治と民主主義の力を信じていると強調した。

■「税金投入望まず」

 ただ、ジュサニ氏のような各選挙区の候補には、政府の支援はない。「お金があれば選挙戦も楽だと思うが、国民は選挙運動に貴重な税金が使われることを望まない」のだ。

 各党の党首はマニフェスト(政権公約)を発表し、それをたたき台に各地で議論する。10年総選挙の投票率は、05年と比較して約4ポイント増の65・1%となった。政治参加を促すソーシャルメディアの影響で、投票年齢に達した18歳以上の若い有権者が積極的に投票したからだとみられている。


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