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欧州情勢・西洋事情

4235チバQ:2022/10/01(土) 10:22:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/635390691db3c3e564662e242dd66443ddca6ab1
欧州の対ロ結束に影 「自国第一」政権誕生へ 右派連合、不協和音も・伊総選挙〔深層探訪〕
10/1(土) 8:27配信


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時事通信
26日、ローマで、イタリア総選挙での勝利を受け謝意を示す「イタリアの同胞(FDI)」のメローニ党首(AFP時事)

 25日投開票のイタリア総選挙で、自国第一主義を掲げる極右「イタリアの同胞(FDI)」が第1党に躍進した。FDIを中心とする右派連合内には、ウクライナ侵攻を続けるロシアに融和的な有力者もおり、欧州による対ロ経済制裁の結束の乱れを危ぶむ声も上がる。内政をめぐっても、連合内で既に不協和音が生じている。

 ◇「欧州と協調」
 FDIのメローニ党首は選挙戦で、ウクライナ支援と対ロ制裁について「欧米と足並みを合わせる」と繰り返し、極端な国粋主義に対する懸念の払拭(ふっしょく)に努めてきた。

 だが、右派連合の一角を占める極右「同盟」のサルビーニ書記長(党首)は、「制裁が本当に機能しているかどうか見極める必要がある」と発言。サルビーニ氏は、かつてロシアのプーチン大統領の顔が描かれたTシャツを着て同氏を称賛していたことで知られる。

 やはり右派連合の一員の「フォルツァ・イタリア(FI)」を率いるベルルスコーニ元首相も22日、「プーチン氏は国民からの圧力に押され特別作戦を考案した」と述べ、「盟友」を弁護した。専門家は、「(対ロ強硬姿勢を取る)米共和党と関係が深いメローニ氏が従来路線を変更する可能性は低い」とみるが、物価高騰を背景に制裁緩和を求める世論が高まれば、方針転換を迫られる恐れもある。

 ◇主導権めぐり内紛
 右派連合は連立政権を発足させるとみられるが、主導権をめぐる内紛も予想される。公共放送RAIが26日に報じた政党別得票率予想では、FDIが約26%と首位に立ったのに対し、同盟は約9%にとどまった。FDIと同盟はともに移民排斥を掲げ、支持層も重なるとされ、サルビーニ氏は「FDIに支持を奪われた」という不満を抱えているもようだ。

 サルビーニ氏は投票直前の22日には「(政権発足後の)閣僚の顔触れは右派連合の全員で決める」と強調。内閣の陣容をめぐり構想があると示唆したメローニ氏に反発した。

 財政出動をめぐっても、メローニ氏とサルビーニ氏の意見は対立している。サルビーニ氏は家計支援のための財政赤字拡大を容認するが、メローニ氏は「拡大は解決策ではない」と慎重姿勢だ。

 ◇「一貫した態度」評価
 メローニ氏は独裁者ムソリーニに共鳴して15歳から政治活動に参加。2012年にFDIを結成し、左右両派が参加したドラギ連立政権に加わらず、ほぼ唯一の野党として政権批判を続けてきた。有権者は「一貫した態度に好感が持てる」と評価する。

 伝統的な家族観の擁護を唱えていることも、移民流入に不満を持つ有権者の支持につながった。FDIに投票した女性(50)は「このままではイタリア人より移民が多くなってしまう」と憂慮。くすぶり続けるファシストというメローニ批判に関しては「メディアがあおっているだけだ」と切り捨てた。(ローマ時事)


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