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欧州情勢・西洋事情

422チバQ:2015/05/05(火) 21:59:05
http://mainichi.jp/select/news/20150504k0000e030088000c.html
英総選挙:保守・労働なお拮抗 連立交渉不調なら再選挙も
毎日新聞 2015年05月04日 09時47分(最終更新 05月04日 09時59分)
【ロンドン坂井隆之、小倉孝保】英総選挙(7日投開票、定数650)が目前に迫る中、有権者の支持は依然大きく割れている。どの政党も過半数を確保できない「ハングパーラメント(宙づり国会)」に陥り、連立交渉でも解消できない可能性が高まっている。政権が樹立できず、解散・再選挙になる可能性もある。

 最新の世論調査では、2大政党の保守党と労働党の支持率は30%台前半で引き続き拮抗(きっこう)しており、議席予想でも両党とも過半数(326議席)には届かず、270〜290議席程度で第1党の地位を激しく争っている。

 保守党のキャメロン首相は景気回復の実績をアピールするが、過去5年間に進めた財政緊縮策が不人気で現有議席(302)から議席を減らす公算が大きい。

 一方の労働党は、貧富の格差是正を掲げて保守党と激しく競り合っている。だが、前回の総選挙で41議席を獲得したスコットランドで、スコットランド国民党(SNP)に議席のほとんどを奪われる見込みだ。このため、小差で第2党になるとの予想が多い。

 SNPは、昨年9月のスコットランド独立住民投票で賛成票を投じた住民が支持に回り、現有6議席から50議席台に躍進が予想される。一方、保守党と連立政権を組む自由民主党の議席は現有議席(56)から半減する見通しだ。支持率で2大政党に次ぐ3位に付け、「台風の目」とみられていた英国独立党は、完全小選挙区制の下で苦戦を強いられており、現有議席(2)を確保できるか微妙だ。

 こうした接戦が伝えられる中、選挙後のシナリオも複雑だ。

 シナリオは大きく分けて3通りある。一つは、保守党か労働党が単独で過半数を獲得して政権を樹立するケースだが、今回は実現しそうにない。

 第2のシナリオは、複数の政党による連立政権だ。自民党は保守、労働双方との連立協議を否定していないが、両党とも自民党と組むだけでは過半数に達しない可能性が高い。一方、躍進が予想されるSNPのスタージョン党首は「保守党政権を終わらせるために各党と協力する」と語り、保守党と組む可能性は皆無。労働党のミリバンド党首は、独立を志向するSNPとの連立を明確に否定しており、SNPが連立に加わる可能性も低い。

 可能性が高いのは第3のシナリオで、保守、労働のどちらかが、他党の閣外協力を得て少数与党政権を樹立するケースだ。労働党はSNPや「緑の党」、ウェールズ党の閣外協力を得て過半数を確保する可能性がある。また、保守党と自民党が北アイルランドの右派政党などから協力を得られれば過半数に達する可能性もある。

 閣外協力には各党が基本政策で合意し、野党から内閣不信任案が提出されても、拒否する約束を取り付ける必要がある。ただし、少数与党の場合、法案ごとに閣外に協力を求めることになるため、政権は常に不安定だ。

 保守、労働両党とも過半数の支持が得られない状態が続いた場合、キャメロン首相が再選挙を決断する選択肢もある。新議会は5月18日に招集され、27日に女王による施政方針演説が行われる。


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