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欧州情勢・西洋事情

42チバQ:2014/06/03(火) 20:50:55
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140603/erp14060308480002-n1.htm
信頼回復へ世代交代 スペイン国王「新時代が来た」
2014.6.3 08:48 (1/2ページ)

2日、マドリードのサルスエラ宮殿で退位を発表するスペイン国王フアン・カルロス1世 (AP)
 【ベルリン=宮下日出男、ロンドン=内藤泰朗】スペイン国王フアン・カルロス1世(76)が2日、退位する意向を明らかにした。かつて国民から広く敬愛された国王だが、近年はスキャンダルで支持が低下し、王室の信頼回復のために世代交代を決断したとみられる。

 国王は同日のテレビ演説で、「若い世代が必要な改革を行う新時代が来た」と語った。ラホイ首相も「国王は、国家元首が代わる最善のときだと確信しているようだ」などとする声明を発表した。

 国王はフランコ独裁体制下で指導者になるべく教育を受け、1975年にフランコ総統の死去に伴う後継指名で即位した。だが、国王が選んだのは独裁体制の維持でなく、立憲君主制に基づく国の民主化だった。

 81年には軍の一部による議会占拠事件が起きたが、国王は兵士を説得。テレビで国民に民主化への支持を訴え、クーデターを防いだ。「私はフランコの後継。兵士が同意すると分かっていた」。後日、こう述べた国王への国民の支持は事件で決定的となった。

 だが、債務危機で経済低迷が深刻化し、国民の4人に1人が失業状態に追い込まれる中で、アフリカ・ボツワナでの「ゾウ狩り」を行っていたことには、「贅沢(ぜいたく)」との批判が集まった。

 国王本人だけでなく、夫の公金横領疑惑に絡み、次女のクリスティーナ王女が裁判所で尋問を受けるという前代未聞の事態にも見舞われた。

 今年1月の世論調査によると、クリーンなイメージで国民の支持も高いフェリペ皇太子(46)への王位移譲を求める声は前年から17ポイント増えて62%に上った。一方で、王制そのものへの疑問も強まっているといわれる。

 欧州の王室では昨年、オランダやベルギーで国王が代わった。英国ではエリザベス女王(88)の高齢化に伴い、外交など負担の多い職務をチャールズ皇太子やウィリアム王子夫妻ら王族が分担することで、「緩やかな王位継承」(王室筋)の道を模索している。


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