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欧州情勢・西洋事情

4196チバQ:2022/08/23(火) 16:54:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c007eef6ab9e84c1b08941c5b84d34003a218a3
ウクライナ侵攻半年 揺れるEU、燃料高騰・制裁疲れ色濃く 対露姿勢で東西の亀裂も
8/23(火) 16:03配信


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産経新聞
【パリ=三井美奈】欧州連合(EU)は、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化で、エネルギー価格の高騰に揺れている。「制裁疲れ」が広がり、ウクライナ支援に手詰まり感が漂う。対ロシア姿勢で西欧と東欧の違いも浮き彫りになり、EUの結束は試練に立たされている。

ドイツの民間機関「キール世界経済研究所」によると、8月3日までにEUがウクライナに拠出表明した軍事、経済、人道支援の総額は162億ユーロ(約2兆2000億円)。独仏、東欧など主要国の2国間援助を合わせても、米国の約445億ユーロ(約6兆円)の半分以下にとどまる。独仏伊などEU主要国からの支援表明は7月、ほぼゼロだった。

EUを牽引する独仏は当初、ウクライナ、ロシア間の和平仲介を目指した。ウクライナが不快感を示し、空振りに終わった。EU内の対露強硬派であるポーランド、バルト諸国からも不信の目を向けられる始末で、独仏は当面、米国とウクライナ支援で共同歩調をとりながら、出番を探る構えとみられる。マクロン仏大統領は19日、約3カ月ぶりにプーチン露大統領との電話会談を再開した。ドイツは重火器の供与が遅れていたが、多連装ロケットシステム「MARS」の現着が1日に発表された。

東西欧州の対立は、ロシアの脅威に対する認識の違いに基づく。6月発表の世論調査によると、「ウクライナがロシアに譲歩しても、和平を構築すべき」という意見がイタリアで52%、ドイツで49%にのぼった。これに対し、ポーランドでは16%。「ロシアの敗北だけが、和平への道」と考える人が4割を超える。

紛争長期化は、EU各国の内政にも影を落とす。イタリアでは7月、対露経済制裁を支持してきたドラギ首相が辞任に追い込まれた。中道左派の与党がウクライナへの武器供与を批判し、生活支援の拡充を訴えて、造反に動いたのが引き金になった。

ロシアはEUの足並みの乱れに乗じ、パイプラインを通じた天然ガス供給を削減して揺さぶりをかける。EUは昨年まで、ガス輸入の4割をロシアに依存したため、暖房需要の高まりを前に、ガスの備蓄と省エネに懸命だ。物価高が家計を直撃する中、マクロン氏は、「自由と価値を守るための代価を受け入れてほしい」と仏国民に訴えた。欧州のウクライナ支援の行方は、「この冬をどう乗り越えるか」にかかっている。


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