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欧州情勢・西洋事情

4184チバQ:2022/07/24(日) 22:17:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e7f03f4f2891018d1e5c33dc66ac7fbb3b844c0
ドラギ伊首相退任、対露圧力に不安 親露派台頭の恐れ
7/22(金) 18:00配信
産経新聞
【パリ=三井美奈】イタリアのドラギ首相の辞任決定は、ウクライナを支援する民主主義圏の結束に不安を投げかけた。ドラギ氏は対ロシア圧力で、米欧同盟や先進7カ国(G7)と歩調を合わせてきたが、総選挙では、親ロシア派が勢力を伸ばす可能性がある。



イタリアは戦後、西欧最大の共産党を擁し、ソ連時代からロシアと経済関係が深い。ガス輸入の約4割をロシアに頼ってきた。1990年代に登場した右派のベルルスコーニ首相はプーチン露大統領と親しく、別荘を訪ね合う間柄だった。

だが、ドラギ氏は対露制裁を支持してきた。2月のウクライナ侵攻後、銀行の国際決済ネットワークからのロシア排除をいち早く唱えた。ガス供給元を北アフリカや中東に広げ、ロシア依存の脱却を進めた。

今回の辞任劇は今春、ウクライナへの武器供与に、左派与党「五つ星運動」が反対したのが発端だった。五つ星は米主導の欧州安全保障に懐疑的で、ドラギ路線に異議を唱え、低迷する支持率の回復を狙った。

国民の間では早期停戦を望む声が強い。6月の欧州世論調査では「ウクライナは譲歩しても、和平を急ぐべき」とする意見が52%にのぼった。対象となった10カ国の中で最高で、欧州平均の35%を上回った。ドラギ氏は欧州中央銀行(ECB)総裁時代、ユーロ圏債務危機の収束に貢献し、国内外の名声で大連立政権の親ロシア派を抑えてきた。

9月に行われる総選挙では、右派連合の伸長が予想されている。中でも、「フォルツァ・イタリア」を率いるベルルスコーニ氏、「同盟」のサルビーニ前内相は、ロシアと強い関係を持つ。サルビーニ氏は5月、「戦争をやめるため」として訪露を計画。その際、通貨ルーブル調達でロシア大使館の支援を受けたことが発覚した。

ドラギ首相の退任は、欧州分断を狙うロシアを喜ばせたのは間違いない。メドベージェフ露前大統領はSNS「テレグラム」で、ドラギ氏とジョンソン英首相の顔写真を並べて「次は誰か?」と問いかけ、西欧の政局不安を嘲笑した。


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