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欧州情勢・西洋事情

4183チバQ:2022/07/24(日) 22:15:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/9237e32c001486bf2e8cb1a8ac15ff7ef80fce35
前倒し総選挙、右派優勢 欧州の対ロ結束、揺らぐ恐れ 9月に投票、ドラギ首相退場・イタリア
7/23(土) 7:15配信

時事通信
21日、ローマで記者会見するイタリアのマッタレッラ大統領(AFP時事)

 【パリ時事】イタリアの連立政権の事実上の崩壊を受け、ドラギ首相が退陣を決めた。

 マッタレッラ大統領は国会の解散を決断、9月にも前倒し総選挙が行われる。ロシアのウクライナ侵攻で各国と協調してきたドラギ氏が不在となり、世論調査では総選挙後、欧州連合(EU)懐疑派の右派による政権発足が見込まれる。ロシアに対する国際社会の結束が揺らぐ可能性もある。

 ◇全党支持崩れる
 ドラギ氏は20日、上院での信任投票に先立ち、続投の条件として「新たな信頼関係」を求め、各党にもう一度支持を呼び掛けた。しかし、左派「五つ星運動」と極右「同盟」、ベルルスコーニ元首相が率いる中道右派「フォルツァ・イタリア(FI)」が採決に加わらず「不信任」を突き付けた。

 14日に一度は辞意を固め、マッタレッラ氏を訪ねながら慰留されたドラギ氏。21日に再度、大統領府へ向かった決意は固かった。マッタレッラ氏は21日、「政府に対する議会の支持が薄れ、新たな多数派形成の見込みがないことが明らかになった」として解散を宣言した。9月25日に投票が行われる。

 欧州中央銀行(ECB)の総裁を経験したドラギ氏は昨年2月、ほぼ全政党から支持を取り付け連立政権を発足させた。新型コロナウイルスやウクライナ危機への対応で、国際的に高い評価を獲得。EUの経済再建策からの資金拠出に必要な構造改革も、ドラギ氏なら実現できると期待された。

 ◇「プーチンが勝った」
 しかし、ネットを通じた全員参加の意思決定など「草の根の運動」として始まった五つ星の内部には、「草の根」と程遠い銀行家出身のドラギ氏への不信感がくすぶっていた。これが党内不和の要因となり、政権の政策を支持する前党首のディマイオ外相と、反対する現党首のコンテ前首相の対立が修復できなくなった。

 ディマイオ氏は6月、議員約60人を引き連れ新党を結成した。五つ星は党分裂に加え、今回の政界混乱の元凶となってイメージが悪化。総選挙での議席後退は避けられそうにない。

 一方、連立外からドラギ氏を批判し続けた右派野党「イタリアの同胞」は、物価高に苦しむ国民の不満の受け皿となり支持を拡大。総選挙で第1党躍進が予想され、伊メディアによれば、同盟やFIと連立を組む可能性が高い。メローニ党首には首相の座を狙う野心が強いと観測も絶えない。

 同盟と同胞は元来、EU懐疑派。同盟のサルビーニ書記長(党首)は以前、ロシアのプーチン大統領を称賛していた。EU内の足並みの乱れはロシアを利する。レンツィ元首相は、今回の混乱について「プーチン氏が勝ち、イタリアが敗北した」と嘆いている。


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