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欧州情勢・西洋事情

4167チバQ:2022/07/08(金) 08:47:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/921a0f2ecb11bc29096e4a65a999e9f42b7cced1
「剛腕」発揮したジョンソン首相、最後は孤立…「退場」に追い込まれる
7/8(金) 7:07配信

読売新聞オンライン
6日、英議会で頭を抱えるジョンソン首相(AP)

 【ロンドン=池田慶太】英国のボリス・ジョンソン首相が急転直下、辞任を表明したのは、政権中枢を含む閣僚らの大量辞任が続き、政権の求心力回復はもはや困難と判断したためだ。欧州連合(EU)離脱など内政、外政で剛腕を発揮したが、最後は孤立が深まって「退場」に追い込まれた。

 英BBCなどによると、ジョンソン氏は6日夜、辞任を促すために集まった現役閣僚らに「戦い続ける」と宣言し、首相続投に強い意欲を示したという。

 政権の不祥事を止められないジョンソン氏に抗議する形で、5日夜にリシ・スナク財務相ら重要閣僚2人が辞任したのに続き、数十人が政府や党の役職を次々辞任した。それにもかかわらず、首相の座に居座ろうとする姿は保守党議員の離反を加速させた。

 反発を呼んだのは、辞任を進言した党重鎮を閣僚から更迭したことだ。英メディアは強権的人事を繰り返したドナルド・トランプ前米大統領と重ね、「英国がどういうわけか大統領制になった」と批判した。

(写真:読売新聞)

 7日朝には、数日前に任命したばかりの閣僚が辞任したほか、政権立て直しのために任命したナディム・ザハウィ財務相からも辞任を求める書簡が公開され、決定打となった。

(写真:読売新聞)

 ジョンソン氏は2019年7月、EU離脱の行き詰まりを受けて辞任したテリーザ・メイ前首相の後任として就任。「ブレグジット(EU離脱)を成し遂げる」とスローガンを掲げた12月の下院選では保守党としてサッチャー政権以来の議席を獲得、いったんは「選挙の顔」としての地位を固めた。

 転機となったのは、新型コロナウイルス感染対策の行動規制に違反したパーティーが首相官邸で繰り返された問題だ。当時、英国は新型コロナによる死者が欧州最多を記録、多数の国民が行動規制により集会が開けず、身内の葬儀にも参列できない状態だった。規制破りのパーティーが、ルールを策定した政府内で横行していたことは国民の不満を爆発させた。

 パーティー問題では、警察当局がジョンソン氏を含む83人の規則違反を認定。それ以来、次期下院選で惨敗するとの危機感が保守党内で急速に広まった。

 保守党では後任選びが本格化する。英下院(定数650)は保守党が358議席で過半数を占めており、単独で首相を決めることが可能だ。新首相の任期は2025年1月まで。それまでに下院解散・総選挙を行う選択肢もある。

 しかし、新首相が党の結束を回復できるかは不透明だ。今秋まで首相にとどまろうとするジョンソン氏に対し、早速、即時交代を求める声も上がっている。

 野党・労働党のキア・スターマー党首はツイッターに「政権交代が必要だ」と投稿した。


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