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欧州情勢・西洋事情

3794チバQ:2021/05/09(日) 16:34:25
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210509k0000m030100000c.html
イングランドで保守党が勝利 労働党の勢力後退が浮き彫りに
2021/05/09 16:00毎日新聞

イングランドで保守党が勝利 労働党の勢力後退が浮き彫りに

英国旗とビッグベン=ロンドンで

(毎日新聞)

 英国ではスコットランド自治議会選と同時に行われた各地の地方議会選などの開票が進んでいる。イングランド各地では8日までに、国政与党・保守党が議席数を増やす一方、国政最大野党・労働党が議席を減らす傾向が顕著となっている。ブレグジット(英国の欧州連合=EU=離脱)議論が進む中で表面化した労働党の党勢後退が改めて浮き彫りになった格好だ。

 イングランドの地方自治体の議会選は、英BBCによると8日深夜(日本時間9日未明)までに143自治体のうち131自治体で開票が終了し、保守党議員が236人増の2189人で労働党が293人減の1249人。保守党が多数派の議会は12増の58で労働党は6減の44となった。

 労働党に衝撃を与えたのは、イングランド北東部ハートルプールで同時に行われた英下院補欠選で保守党候補が大差で労働党候補を退けたこと。ハートルプールはかつて造船業などで栄え、周辺には英国有数の炭鉱も広がる地帯で、従来労働党の強固な地盤だった。

 2019年12月の下院総選挙では、伝統的に労働党の牙城だった「レッドウオール」(赤い壁)と呼ばれるイングランド北・中部で、多くの労働党候補が保守党候補に敗れたことで、ブレグジット実現の道筋がついた。レッドウオールの労働者層の多くがEU離脱派であるため、離脱かEU残留か明確な方針を示さなかった労働党を避け、離脱実現を公約とするジョンソン首相率いる保守党の支持にくら替えしたためとみられる。今回のハートルプールの補欠選は、こういった地域での「労働党離れ」が続いていることを表す例と言えそうだ。

 ブレグジット実現に向けて突き進み、国民の人気が高かったジョンソン氏に対しては、欧州最悪となる12万人強の死者を出した新型コロナウイルス禍への対応について批判も強まった。しかし、20年12月以降に急速に国内で進んだワクチン接種がジョンソン氏と保守党への支持につながっているとの見方がある。英紙フィナンシャル・タイムズは8日、「ワクチンの『弾み』に乗ったジョンソン氏」との見出しでワクチン接種の選挙への影響を指摘した。また、英紙タイムズは8日、「労働党の地盤での一連の歴史的勝利」によって「10年(程度)の首相在任」が見えてきたと、ジョンソン政権が長期政権となる可能性を示唆した。【ロンドン服部正法】


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