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欧州情勢・西洋事情

3784チバQ:2021/05/05(水) 09:22:46
https://www.tokyo-np.co.jp/article/102165?rct=world
「庶民軽視」でマクロン大統領の人気低迷、極右政党に勢い フランス大統領選まで1年
2021年5月3日 20時50分
 【パリ=谷悠己】フランスのマクロン大統領(43)就任から今月で4年。清新さへの期待が高かった反動で、「庶民軽視」と批判される政治姿勢や新型コロナウイルス対応への不満から支持率は低迷が続く。1年後の大統領選では再び極右候補との決選投票が有力視されるが、前回の圧勝劇から一転、激戦を予想する見方が強まっている。
マクロン大統領=ゲッティ・共同
マクロン大統領=ゲッティ・共同

 マクロン氏は先月下旬、右派系読者が多い日刊紙フィガロの単独インタビューで、警察官増員などを約束し、記事掲載日に郊外の警察署などを視察した。これを受け、正式な出馬表明はまだだが、仏メディアは「事実上の選挙戦を始めた」と一斉に報じた。
 仏調査機関IFOPが4年間を総括した世論調査では「不満足」(63%)が「満足」(37%)を大きく上回る。特に治安対策や移民問題への不満が目立つ。マクロン氏の最近の言動には、この点を攻撃してきた極右「国民連合」(旧・国民戦線)や保守中道「共和党」など野党の右派支持層を切り崩す狙いがあるとみられる。
 4年前の大統領選では、政権を分け合ってきた共和党と社会党の候補がともに1回目の投票で敗退。決選投票では社会党政権の閣僚を辞して新興政治勢力を創設したマクロン氏が国民戦線のルペン党首(52)に得票率66%対34%の大差をつけた。
マリーヌ・ルペン氏=ゲッティ・共同
マリーヌ・ルペン氏=ゲッティ・共同

 だが、マクロン氏が就任後に次々と打ち出した年金や社会保障の制度改革には「富裕層重視」との批判が集まり、反政府デモ「黄色いベスト運動」に発展。沈静後に到来したコロナ禍でもマスク着用の義務化が遅れるなど後手に回る対応が目立つ。
 この4年で言動の極右色を薄めたルペン氏はコロナ禍で蓄積した国民の不満を吸収。IFOPの調査ではマクロン氏と決選投票を戦った場合の予想得票率は54%対46%と迫り、マクロン氏に失望した左派支持層の票の一部がルペン氏に流れる可能性も指摘される。
 パリ政治学院のダニエル・ボワ名誉教授は「今の仏政界の構図はかつての『右派対左派』ではなく『中道対ポピュリズム右派』が定着してきた。ルペン氏が前回以上の票を得るのは間違いない」と話す。


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