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欧州情勢・西洋事情
374
:
チバQ
:2015/04/01(水) 23:29:10
http://www.afpbb.com/articles/-/3044050
英総選挙、あえぐ中産階級「アルディの母さん」取り込みが焦点
2015年04月01日 21:41 発信地:ウースター/英国
【4月1日 AFP】デービッド・キャメロン(David Cameron)首相率いる保守・自民連立政権の下、経済回復を遂げているにもかかわらず、英国の中産階級は悪戦苦闘している。
5月の総選挙に向けた選挙戦で焦点が当てられているのが「ウースターの女性(Worcester Woman)」とか「アルディの母さん(Aldi Mum)」と呼ばれるこの層だ。「ウースター」とは浮動票が多い、イングランド西部ウェストミッドランド(West Midlands)のウースター(Worcester)の選挙区のこと。「アルディ」とは、緊縮財政下の英国で人気を広げてきた格安スーパーマーケットのことだ。英全土で低所得にもがく有権者の取り込みを狙う政治家たちが、この層をひとまとめに言い表すために作り出した造語だ。
■物価上昇に追いつかない賃金、世論が共有する不安
現在は保守党が議席を握るウースター市で、国民保健サービス(NHS)に勤務する妻のローラさんと暮らすフィル・バーチェリーさんは「物価は毎年上がっていると思うが、賃金は同じままだ」と話す。国際金融危機のあおりで2009年にピークに達した財政赤字を半減させようと、キャメロン首相率いる連立政権は翌10年の発足以降、厳格な緊縮財政を断行してきた。その結果、公共部門の給与は大幅に削減されたか、据え置かれたままだ。英統計局の発表によると、ここ数か月でインフレ率の伸びは急速に鈍化したが、物価は過去5年で11.5%上昇。一方、賃金は7.5%しか上昇していない。
ウースター市内にある格安スーパー、アルディの店舗で会ったスー・ブレナンさんは、介護福祉士をしていたが引退。警察関連の仕事をしていた夫も職を失った。この格安スーパーで食品を購入したり、ボイラーを取り替えたおかげで貯金を続けてこれたという。史上最悪規模の債務危機にあえぐユーロ圏の国々について「私たちは悪戦苦闘している。国内的にも国際的にもね。キプロスもギリシャも苦しみ、今度は私たちの番かもしれない」と懸念する。世論はこうした不安を広く共有しており、高い経済成長率により政治的利益を享受するはずの保守党は、その恩恵を被っていないようにみえる。
■失業率低下、なのに購買力も低下
労働党と党首のトニー・ブレア(Tony Blair)氏を政権の座に導いた1997年の総選挙で「ウースターの女性」は鍵となる票田とされた。しかし、それ以後は保守党が議席を取り返し、5月の総選挙でも議席の維持に向けて激戦を繰り広げている。
政権奪還を目指す労働党の大物政治家キャロライン・フリント(Caroline Flint)氏は、かつて「ウースターの女性」と呼ばれた層は今でいえば、格安スーパーを利用する「アルディの母さん」といったところだと話す。AFPの取材に対しフリント氏は「経済状況のせいで、この層は買い物の仕方を変える必要性に迫られている。有権者が自分たちにとって何が重要かを考えれば、収入がどうなるかが、どう投票するかに直結する」と話す。
専門家らは、保守・自民連立政権下で、一世帯当たりの購買力は低下したと指摘する。オックスフォード大学(Oxford University)経済学教授のサイモン・レンルイス(Simon Wren-Lewis)氏は「過去5年またはそれ以上にわたる実質賃金の減少は、英国で前代未聞」だと指摘し、景気の回復も「非常に弱い」と話す。失業率は13年以降、急激に低下したが、新たに生み出された雇用の大部分では賃金が非常に低く、格差はここ数年で急速に拡大しているとレンルイス氏はいう。
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)が行った07年〜13年の期間の調査によれば、ロンドン(London)では上位10%の富裕層が不況以前から25%資産を増加させたが、下位10%の最貧困層の収入は10%減少している。
今回の総選挙を前に、保守党は購買力強化のための課税最低額引き上げを公約に掲げ、一方で労働党は電力およびガス料金の10%引き下げを年内に実施するとしている。
英調査会社イプソス・モリ(Ipsos Mori)を率いるギデオン・スキナー(Gideon Skinner)氏は「経済政策に関する信頼性の全体的な水準において、保守党は明らかにリードしている。だが同時に人々は生活費を心配し、景気全体の動きがどの程度、自分たちに及ぶのか、あるいは及ばないのか、非常に気にかけている」と述べた。(c)AFP/Patrice NOVOTNY
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