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欧州情勢・西洋事情

363名無しさん:2015/03/14(土) 17:37:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150309-00000568-san-pol
急速に“距離”縮める日独 メルケル首相来日
産経新聞 3月9日(月)21時41分配信

 安倍晋三首相はメルケル独首相を約7年ぶりに日本に迎え、日独関係の強化を確認した。アジア外交で中国に傾斜していたドイツと日本は“疎遠”な関係にあったが、ウクライナ危機などを受けて両国の「距離」は縮まりつつある。しかし首脳会談の“場外”でメルケル氏が原発政策をめぐり日本を牽制(けんせい)するなど、「実利的関係」の域を超えられない両国の現実も浮かび上がらせた。

 メルケル氏の来日は首相就任約10年で3回目。7回訪れた中国と比べ、日本への足は遠のいていた。政権交代が頻繁に続いた日本側の国内事情などが疎遠の要因とされてきた。

 メルケル政権は一昨年末、対日関係をアジア外交の「最重要の支柱」と位置づけた。南シナ海で強引な海洋進出をもくろむ中国への警戒が背景にあるとされる。また、昨年3月のロシアのクリミア半島併合によるウクライナ危機を受け、民主的価値観を共有する日本との連携の必要も高まったようだ。

 昨年4月に訪独した安倍首相は首脳会談で、女子サッカーファンのメルケル氏に日本代表「なでしこジャパン」のユニホームを贈った。メルケル氏も同年10月のイタリアでのアジア欧州会議(ASEM)首脳会議の直前、安倍首相に駆け寄って声をかけるなど良好関係を演出した。両首脳は昨年、電話を含め計5回の会談をこなしている。

 外務省幹部は「長期安定政権を担い得るリーダーが腹を据えて意見交換した意義は大きい」と語る。国際社会の懸案である過激組織「イスラム国」対策や、日独が目指す国連安全保障理事会改革をめぐる共闘も両国の接着剤となっている。

 一方で、メルケル氏は9日、都内で講演後、日本が歴史問題で中国や韓国と対立していることに関し、ナチスによるユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)の歴史を背負うドイツが「過去ときちんと向き合った」ことで国際社会に受け入れられたとの考えを示した。

 また、ドイツが東京電力福島第1原発事故を受け、脱原発を決めたことも強調するなど日本との“崩せない壁”をにじませ、ドライな日独関係を印象づけた。


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