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欧州情勢・西洋事情
3488
:
チバQ
:2020/04/12(日) 21:50:28
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14424809.html?pn=4
(世界発2020)フランス、村長なり手がいない 統一選、106自治体で候補者不在
2020年4月1日 5時00分
フランスで3月に始まった6年に1度の統一地方選で、首長の候補者がいない自治体が106に及んだ。大半が人口1千人未満の小さな村で、決選投票まで誰も手を挙げなければ、消滅の危機を迎える。(ボビニー=疋田多揚)
■人口200人、もめ事処理追われ
ワインで有名な仏東部ブルゴーニュ地方。ブドウ畑の丘を越えた山あいにたたずむ農村がボビニーだ。人口200人ほどの村の村長を2006年から務めるパトリック・マニエールさん(74)は、統一地方選に立候補するのをやめた。
行政事務に加え、村の顔役として担ってきた、もめ事の処理に追われてきたからだ。「隣家の犬の鳴き声の苦情、禁じられたたき火への注意、夫婦げんかの仲裁。何でもやった」。警察署、郵便局がなく、医者もいない村民にとって、最も身近な公人が村長だ。
村の予算は人件費などを差し引くと、事業に使えるのは年間2万5千ユーロ(約300万円)。14キロある村道は1キロを修繕するだけで20万ユーロ(約2400万円)かかる。すでに路面に穴が開き、ガタガタだ。村職員は3人だけ。「15年前、予算は今の2倍ほどあったが、国は自治体の財源をどんどん減らしていった」
農林業のほかに産業がなく、若者は村を去っていった。レストランもチーズ屋も消えた。高齢者と空き家が残り、課題は増えるばかりだ。住民からは村長を続けるよう求められたが断った。「周りの村と合併するしかない。フランスは自治体が多すぎる」
■月給6万円、雪かきも自分で
仏東部、人口480人のベルビレールアンモーゼルで08年から村長を務めていたクリスティーヌ・チルさん(59)も「もともと2期(12年間)と決めていた」。
10キロ離れた最寄りの税務署は閉鎖が決まり、税務のために30キロ先まで足を運ぶことになった。任期中に5キロ先の郵便局は閉鎖され、15キロ先の県の出先機関も閉じた。月給570ユーロ(約6万8千円)の大半はガソリン代に消えた。この3年で村の予算は3割減り、墓地の草刈りや村道の雪かきも自分でする。村唯一の小学校は、やむなく3年前に閉校。「誰からも忘れられつつある小村の運営は、ますます大変になっている」
10人の村議はそれぞれに仕事や家庭を抱え、負担は村長にのしかかった。
医療関連会社でパート労働もするチルさんは「もらえる年金額を増やしたい」と、村長を辞めてフルタイムで働くつもりだ。「自己中心的な動機だが、もう自分のことを考えたい」
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