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欧州情勢・西洋事情

342チバQ:2015/02/17(火) 21:57:13
http://mainichi.jp/select/news/20150217k0000e030161000c.html
ギリシャ支援:EU財務相会合また物別れ 再協議模索
毎日新聞 2015年02月17日 11時43分(最終更新 02月17日 12時20分)
【ロンドン坂井隆之】統一通貨ユーロを使う19カ国(ユーロ圏)は16日、ブリュッセルで開いた財務相会合で、2月末で期限を迎えるギリシャ向けの金融支援について協議した。厳しい緊縮策を伴う現行の支援策について、全面見直しを訴えるギリシャに対し、他の加盟国が継続を求めたため、11日の前回会合に続いて今回も物別れに終わった。ギリシャが歩み寄れば20日にも再協議するが、時間切れで支援が打ち切られる可能性が一段と高まった。

 終了後、記者会見したユーロ圏財務相会合のデイセルブルム議長(オランダ財務相)は「ギリシャにとって、現行の支援策の延長が最善の方法というのがユーロ圏全体の思いだ」と強調。ギリシャが現行支援の延長を求めない限り再協議せず、支援を月内で打ち切る考えを示した。一方、ギリシャのバルファキス財務相は会見で現行支援の延長は「受け入れられない」としながらも、「最終的に合意できると確信している」と語り、決裂回避のための話し合いを続ける考えを示した。

 この日の会合では、議長がまとめた合意文書の草案が示された。草案は「現行の支援策の柔軟性を最大限に活用する」と緊縮策の緩和を示唆した。だが、「ギリシャが中間措置として、現行の支援策の6カ月間の延長を要請する」とも明記したため、ギリシャは受け入れを拒否した。バルファキス氏は「会合前に欧州連合(EU)欧州委員会から草案のたたき台を示され、合意の用意はあったが、その後、文言が差し替えられた」と語った。財務相によると、たたき台には、消費税増税など景気に悪影響を及ぼしかねない緊縮策を凍結できるとの表現が盛り込まれていたが、草案にはなかったという。

 現行の支援策はギリシャに対し、大幅な歳出カットなどによって、対国内総生産(GDP)比で175%まで膨らんだ公的債務を20年までに120%近くに減らすことを義務づけている。1月の総選挙で発足したチプラス政権は、債務返済条件や緊縮策を緩和した新たな支援枠組み作りと、合意できるまでの間のつなぎ資金を求めている。これに対し、ユーロ圏各国やEUは、現行支援を続けない限りつなぎ資金にも応じない構え。交渉決裂の場合、数カ月以内にギリシャの資金繰りが行き詰まる恐れがある。


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