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欧州情勢・西洋事情

3383チバQ:2019/12/19(木) 18:16:28
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201912/CK2019121402000137.html
英総選挙、EU残留派「悪夢の朝」 移民問題・医療政策…懸念の声

2019年12月14日 朝刊


13日、英下院総選挙で、グラスゴーの開票所に集まった労働党の支持者ら=ロイター・共同

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 【ロンドン=沢田千秋、竹田佳彦】英総選挙で、来年1月末の離脱を掲げた与党・保守党の圧勝が明らかになった13日は、欧州連合(EU)残留を望んだ市民にとって「悪夢の朝」となった。盤石な態勢を敷いたジョンソン政権の先行きに、市民は不安の声を上げている。

 「なんてくそったれな国なんだ」。ロンドンで出勤前にまくしたてたのは、会社員のリザ・アルビさん(38)。移民として働くアルビさんにEU離脱の利点はなく、移民に対し厳格な姿勢で臨む保守党に反感を抱いてきた。「離脱一辺倒で人々は保守党を支持したが、これから五年間も保守党政権のひどい政策が続くことを分かっているのか」と頭を抱えた。

 早朝の道路を清掃していた西アフリカ・ガンビア出身の男性(38)も「とんでもない結果になった」と嘆息。七年前、医療費が原則無料の国民保健サービス(NHS)に憧れ移住したが、「ジョンソン首相は移民を厄介者扱いしていると感じる。どんどん居づらくなっていく」と頭を振った。

 英南部ウィンチェスターの教師リズ・モリスさん(28)は、ジョンソン首相が二〇一六年の国民投票で「離脱すれば、EUの供出金から週に三億五千万ポンド(約五百億円)がNHSに回せる」と、虚偽の宣伝をしたことを忘れていない。

 リズさんは「保守党は当初から偽情報を流した。実際は英国にとってよい離脱協定なんて存在しない。なのに、人々はジョンソン氏の離脱を呼び掛ける簡潔なフレーズにだまされ投票した。深く失望している。NHSを軽く扱うような政権のもと、この国の将来が心配だ」と話した。

 選挙結果がもたらす英国の分断を懸念するのは英南部ハンプシャー州の公務員、カレンさん(45)。「最大の恐れは、階級間の分断の深まり。保守党が圧倒的な力を得た今、米国と同様、人種差別主義がはびこるのでは。選挙後、会員制交流サイト(SNS)上に投稿される憎悪表現を見て不安になっている」と嘆いた。


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