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欧州情勢・西洋事情

3347チバQ:2019/11/27(水) 21:04:01
■党首から最年少議員まで

他の野党はどうだろうか。

自由民主党では、ティム・ファロン前党首(1.5%)のウェストモーランドおよびロンズデール選挙区と、副党首のサー・エド・デイヴィー議員(6.4%)のキングストンおよびサービトン選挙区が激戦区となっている。

ジョー・スウィンソン党首(ダンバートンシャー・イースト選出)は前回、5339票差(10.3%)で当選した。基準となる10%以上の差ではあるものの、投票当日は気が気でないだろう。

スコットランド国民党(SNP)では、ジョアナ・チェリー議員(エディンバラ・サウス・ウェスト選出、2.2%)が激戦区にいる。チェリー議員は9月、ジョンソン政権による議会閉会についてスコットランドの法廷に判断を仰ぎ、閉会をとりやめさせた中心人物だ。

また、下院最年少のマイリ・ブラック議員(ペイズリーおよびレンフルーシャー・サウス選出)も、前回の票差は2541票(6.1%)だった。

最後に挙げるのは、北アイルランドの民主統一党(DUP)の下院代表、ナイジェル・ドッズ議員(ベルファスト・ノース選出)だ。DUPはメイ前政権およびジョンソン政権と、ブレグジット(イギリスのEU離脱)交渉で重要な役目を果たしてきた。

しかし、2081票差(4.5%)という激戦区でドッズ議員が議席を失えば、北アイルランドには激震が走るだろう。

■<解説>ロス・ホーキンス政治担当編集委員

今回の総選挙において、野党にとっての夢の結果はこうだ。「投票から一夜明けて、ボリス・ジョンソンはもはや下院議員ですらありません」と。

ジョンソン氏打倒を目指す活動家は、何百人もの支持者がこぞって協力していると話す。アックスブリッジ選挙区の若年層や人種的マイノリティーの有権者が、勝敗のバランスを覆すと期待している。

首相を落選させるという野望に、希望以上の実現可能性はあるのだろうか? 

全国的なデータを基にした推計によると、一部の閣僚は苦戦を強いられるが、ジョンソン首相自身は票差を伸ばして勝利するとみられている。もうすぐ発表される別の推計でも、似たような結果が出ている。

しかし、これは飽くまで「推計」だ。このところ、政界予想をなりわいにする人たちは、前にも増して慎重になっている。

もしも、保守党が選挙に勝っても、首相が落選したら。何がどうなるのか。

イギリスでは、上下院の議員でない人物が首相を務めた例が過去にある。

ユニヴァーシティー・コレッジ・ロンドンのロバート・ヘイゼル教授によると、1960年代のアレック・ダグラス=ヒューム首相(保守党)は、上院議員としての地位を捨て、補欠選挙で下院議員に当選するまでの間も、首相でい続けた。

そのため、たとえジョンソン氏が落選しても、保守党基盤で楽勝した保守党議員を辞めさせた上で、自分はその選挙区から補欠選挙で復帰をねらえるはずだと、ヘイゼル教授は言う。

野党の夢が実現したとしても、ジョンソン首相の政治生命がただちに絶たれるわけではなさそうだ。

(英語記事 The big names facing a nervy election night)

(c) BBC News


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