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欧州情勢・西洋事情
333
:
チバQ
:2015/02/11(水) 12:36:14
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/150210/mcb1502100500031-n1.htm
「オランダ化」する欧州 小党乱立、政治リスク高まる恐れ (1/3ページ)
2015.2.11 05:48 Tweet
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英国ロチェスターにある英独立党本部の前に立つナイジェル・ファラージ党首。昨年11月に実施された英下院補欠選挙で同党候補が与党・保守党の候補に勝利した。欧州では少数政党が乱立する傾向が強まり、5月に総選挙を控える英国では少数政党の動向が注目される=昨年11月21日(AP)
英国ロチェスターにある英独立党本部の前に立つナイジェル・ファラージ党首。昨年11月に実施された英下院補欠選挙で同党候補が与党・保守党の候補に勝利した。欧州では少数政党が乱立する傾向が強まり、5月に総選挙を控える英国では少数政党の動向が注目される=昨年11月21日(AP)【拡大】
欧州の政治に「オランダ病」の影が忍び寄っている。少数政党が乱立する同国では不安定な連立政権が慢性化しているが、背景にある既成政党の地盤沈下は今や域内全土に共通する現象だ。同時に移民排斥など極端な主張を掲げる新興政党が支持を伸ばす中、各国や欧州連合(EU)の政策調整は難しくなる恐れがあり、政治リスクが市場を揺さぶる局面も増えそうだ。
任期全う政権一つ
欧州政治の行く末を垣間見たければ、オランダに目を向けるとよい。議会で11もの政党が乱立、不安定な連立内閣の連続、支持率が20%以上の政党が皆無…。こうした要因が重なって同国では過去20年、任期を全うした政権はたった一つしかない。
ルッテ首相率いる中道右派の自由民主党と第二党で中道左派の労働党が組む現在の連立政権も、発足から約2年の昨年末に早くも崩壊の瀬戸際に追い込まれた。野党の支持がなければ通過できない医療法案をめぐって議会が紛糾したためで、不成立なら10年で5度目となる前倒し総選挙に追い込まれる恐れもあった。法案は結局、土壇場で合意にこぎ着けたが、深夜に及んだ交渉のため首相はEU首脳会議の欠席を余儀なくされた。
北欧から南欧まで各国で有権者の既成政党離れが進み、それに乗じて新興政党が支持を広げる中、オランダは不安定な政治という点で欧州の先駆者となっている。「どの国もオランダと同じ道をたどっていると思う」。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスのサイモン・ヒックス教授はそう語る。
こうしたオランダ病が次にはびこりそうなのが、5月7日に総選挙を控える英国だ。キャメロン首相率いる与党・保守党は英独立党(UKIP)に、最大野党・労働党や連立与党・自由民主党はスコットランド民族党や緑の党にそれぞれ支持者を奪われている。最新の世論調査によると少数政党の支持率は合計で約25%に達しており、伝統的な2大政党である保守、労働両党ともに単独では過半数を得られないのがほぼ確実な情勢だ。
極端な新興政党台頭
アムステルダム大学のサラ・デランゲ准教授は欧州政治の現状について、既成政党の凋落(ちょうらく)と並行して政治的立場が極端な新興政党が台頭していると指摘する。オランダでこうした動きを代表するのが、イスラム教徒や移民の排斥、EU離脱を掲げる極右の自由党だ。1月25日に公表された最新の世論調査では、ウィルダース党首率いる同党が支持率トップに立った。
フランスでも同様の主張をする極右・国民戦線が勢いづいており、マリーヌ・ルペン党首は2017年の大統領選の第1回投票で首位に立つ可能性がある。また前出の英UKIPも移民排斥やEU離脱を掲げているほか、北欧各国でも反移民・ユーロ懐疑派の政党が伸長している。
急進的な政党がどこまで躍進できるかを示してみせたのがギリシャだ。1月の総選挙では、1974年の民政移管後、国政を支配してきた2大政党を抑え、反緊縮派の急進左派連合(SYRIZA)が勝利した。年内に総選挙を予定するスペインでも、昨年設立された反緊縮派の左派政党ポデモスが複数の世論調査でトップを独走する。
オランダでの少数政党乱立には選挙制度の影響もある。比例制の下院選では有効投票の0.67%を得票すれば議席が配分されるからだ。ドイツでは比例の場合5%の得票が必要で、英下院選は選挙区ごとに候補者が争う単純小選挙制をとる。とはいえ、欧州における既成政党の衰微には「国や社会がはるかに多様化し、地理的な分裂も進んできた」(ヒックス教授)という変化が根本的な背景にあり、趨勢(すうせい)は当面変わりそうにない。
少数政党の乱立や政治勢力の分極化は連立交渉や政策決定のハードルを上げており、欧州政治が市場の波乱要因となる機会も多くなりそうだ。実際、昨年11月にUKIPが補欠選挙で2勝目を収めた後には英ポンド相場が下落している。(ブルームバーグ Corina Ruhe)
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