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欧州情勢・西洋事情
3200
:
名無しさん
:2019/07/20(土) 00:57:00
◇密室への回帰と「白い煙」
大阪G20首脳会議が閉幕した翌30日夜、28人のEU加盟国首脳は再びブリュッセルに集まった。開会前から雰囲気は穏やかではなかった。独仏主導の「すしディール」は中・東欧諸国の強い反発を招いていた。特に強権政治を進めるハンガリーとポーランドにとって、「法の支配」の違反を非難する現職副委員長のティメルマンス氏は、確執が続く“天敵”。両国にチェコとスロバキアを加えた「ビシェグラード4」(V4)は、「ティメルマンス氏は東西の分断を招く」などと結束して徹底抗戦する構えをみせた。イタリアもポピュリズム政権の一翼を担う右派政党「同盟」が反ティメルマンスの動きに加勢した。
メルケル氏は、EPP内の異論を抑え込めなかった。同会派に属する政党が政権与党を担う加盟国は9カ国(当時)。その一つであるアイルランドのバラッカー首相は「EPPの大部分の首脳は簡単にウェーバー氏をあきらめるべきではないと考えている」と嫌悪感をあらわにし、メルケル氏の求心力低下を印象付けた。
首脳会議は調整のため複数の個別会談を挟みながら夜を徹したが折り合えず、議長のトゥスクEU大統領は翌7月1日正午過ぎに中断を決めた。
マクロン氏がメルケル氏にフォンデアライエン氏を委員長候補に提案したのはこの日の午後だった。フォンデアライエン氏はEPPに加わるドイツ最大与党・キリスト教民主同盟(CDU)に所属し、05年のメルケル第1次政権から続けて閣僚を務める。EUの要職候補に名前が挙がる人物だったが、欧州委員長候補として有力視する報道は皆無だった。しかし、仏紙ルモンド(3日付)によると、マクロン、メルケル両氏の間では1年ほど前に非公式な会話の中で彼女の名前が挙がっていたという。英語とフランス語にも堪能な国際派で、ドイツ初の女性国防相として欧州政界での知名度は高い。EUトップとしての資質は十分に満たしていた。
首脳会議は2日午後に再開された。プレスルームの報道記者はローマ法王を選出する「コンクラーベ」(法王選挙会)に重ねて結果を待ち続けた。コンクラーベは、枢機卿たちが集うシスティーナ礼拝堂の煙突から出る煙の色で投票結果を知らせる。新法王が選出されたら白い煙、決まらなければ黒い煙だ。これをEU人事に例えるのは、密室での不透明な選出過程に皮肉が込められているのは言うまでもない。
煙突の代わりにツイッターで「白い煙」が上がったのは2日午後7時すぎ。トゥスクEU大統領が、自らのアカウントで欧州委員長を含む四つのポストについて首脳間で合意したと速報した。
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